小野伸二O.N.Oが札幌キャンプを訪問 「みんなと会えてうれしい」久しぶりの再会に笑顔
【コンサドーレ沖縄キャンプ】
■1月25日、沖縄県・金武町陸上競技場
前日にJ1川崎との練習試合を行った北海道コンサドーレ札幌は25日、午前練習を実施。ボール回しを行った後、練習試合に出場したメンバーの大半はジョギングなど軽めの運動でリカバリー、それ以外のメンバーは範囲を小さくしたミニゲームなどを行った。
前日夜はアジアカップの解説
この日の練習終盤には昨季限りで第一線を退き、今季から札幌のアンバサダー『O.N.O』(ワンホッカイドウ ネクサス オーガナイザー)に就任した小野伸二氏(44)が登場した。日本が誇る〝天才〟が、約2カ月ぶりに札幌のトレーニングに出現。前日夜はアジアカップ「日本-インドネシア戦」のDAZN解説を務めていたが、試合中継終了から約半日後の午前10時頃に金武町陸上競技場を来訪した。
ミシャ監督と熱い抱擁
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「久々にみんなと会えてうれしいです」。小野は終始にこやかな表情を見せ、来場とほぼ同時刻にトレーニングを終えた選手、スタッフたちと代わる代わる握手や会話を交わした。特にミハイロ・ペトロヴィッチ監督(66)は小野の顔を見ると満面の笑みを見せ熱く抱擁。しばし談笑した後、再び固く抱き合うなど、再会を心から喜んだ様子だった。
キックオフイベントで『O.N.O』就任を発表
昨季のリーグ最終戦となった浦和戦を最後にプロサッカー選手としての歩みを止めた。今月14日に行われたキックオフイベントにVTRでサプライズ出演し、札幌のアンバサダー『O.N.O』に就任したことを発表。「チームに必要なことがあれば協力していきます」と、今後はファン・サポーターとパートナー企業、クラブの絆を深める活動を行っていく予定だ。
27日まで沖縄キャンプ帯同予定
小野は27日まで札幌の練習に帯同する予定。「短い時間しかいられないですけど、少しでもみんながいい準備ができるように」。天才のエールを力に変えて、札幌が開幕戦に向けてさらに勢いを加速させていく。