ファイターズ
玉井大翔 上沢の心意気に感謝「本当に良いやつなんですよ」 結婚式と渡米の日が重なったが…
先乗り合同自主トレに参加 狙うは4年連続50試合登板
日本ハムの玉井大翔投手(31)が25日、1軍キャンプ地の沖縄・名護で行われている先乗り合同自主トレに参加し、ブルペン入りした。今オフも年明けから、日本製鉄かずさマジックの本拠地である君津球場でトレーニングを行い、同チームの監督を務める渡辺俊介氏(47)から助言を授かった。ブルペンの軸を担う道産子は、4年連続の50試合登板を目指して静かに爪を研いでいる。
ブルペンで変化球も交えて46球 調整は順調
小気味良いテンポで腕を振り続けた。直球を中心に46球。生命線のシュートをはじめ、カーブやカットボールなど変化球を惜しみなく披露した。
先乗り合同自主トレで初の投球練習を終えた右腕は「(捕手を)座らせたのは2回目です。かずさで1回、ブルペンに入って、その前に2回、立ち投げをしました。まだ投げ始めてから、少ししかたってないので、こんなものかな?ぐらいです」と仕上がり具合を説明した。
ミスターサブマリンからも貴重なアドバイス
1月9日から約2週間、同僚の加藤貴と古巣の社会人チームを訪れ、自主トレに励んだ。走り込み中心のメニューで体をいじめ、シーズンを戦い抜くための土台を構築した。さらに「監督の渡辺俊介さんにピッチングを見てもらいました。『股関節が全然、動いてないじゃん』って言われて、いろいろエクササイズを教わりました」と成長のヒントを持ち帰った。
沖縄でも教えを継続 確実にレベルアップ
キャンプ地の名護に拠点を移してからも「股関節を動かしたり回したり、地味な感じのトレーニングです」と〝ミスターサブマリン〟の教えを守り、地道な練習を継続。さらなるレベルアップを目指して、黙々と体を鍛えている。