ファイターズ
2024/01/25 21:10

梅林優貴 実力不足を受け止めた育成再契約 背中を押されたコーチの言葉とは 

鎌ケ谷で自主トレに励む梅林

鎌ケ谷で自主トレーニング 再出発へ心機一転

 日本ハムの梅林優貴捕手(25)が自主トレを行っている千葉・鎌ケ谷の2軍施設で取材に応じ、育成選手として再出発することになった現在の心境や、支配下復帰に懸ける決意を明かした。

 昨オフにいったん戦力外となり、ショックを受けたが、コーチの熱い励ましの言葉に背中を押された。もう、不安や迷いはない。自らの強みを最大限に生かし、下克上の一歩を踏み出す。

プロ4年目を終えて下された宣告 

 昨オフ、支配下として翌年の契約を結ばない、と通告された。同じ境遇の選手の多くは球団幹部の説明を聞き、短い時間で退室する。しかし梅林は、努めて冷静に振る舞い、いくつかの質問をしたという。

 「普通は5、6分で出てくるところを30分くらい話しました。起用についてや、どういう感じの選手として見てもらえているのか、聞かせてもらいました」

自らを奮い立たせて前へ 決して諦めない

 落胆しながらも、チームに貢献するための手段、自らの課題などを把握しようと行動した。「結局、クビになるのは実力がない、というだけのこと。それ以上でもそれ以下でもない」と潔く認めた上で、必死に前を向こうとした。

救われた島崎2軍投手コーチの言葉

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