「２・１」を前に髪色一新　さあ、心機一転！

　日本ハムの池田隆英投手（２９）が春季キャンプ前にガラリとイメチェンを果たした。ハイライトを入れていた明るい髪色をトーンダウンさせ、「ちょっと変えていこうと思って。また（自身の）ポジション（取り）がうまくいったら変えます」と、はにかんだ。

２日前に美容室へ　半年ぶりの黒髪に照れ笑い

　美容室へ行ったのは２日前の２４日。久しぶりの黒髪にどこか照れくさそうだった。「去年７月以来ですかね。１３連敗した時に真っ白にしようと思って、白星が欲しいから。周りにやめろと言われてたのでやめて、明るめでハイライトを入れたので」と明かした。

昨季は勝ちパターンに定着　それでも慢心はない

　２１年２月に楽天からトレードで加入し、今年で移籍４年目。髪を黒く染め、初心に返って臨む。昨季は開幕２軍スタートから、勝ちパターンを任されるまでになり、自己最多を大幅更新するチーム最多の５１試合に登板。２５ホールドをマークした。充実のシーズンを送ったが、慢心はない。

調整は順調そのもの　前日には打撃投手で１５０球

　２月中旬の実戦初登板を見据えて、キャンプインまでに自らへ課していた「ちゃんとした出力で４０球投げる」というノルマをクリアした。前日２５日には「バッピをやって１５０球くらい」と、室内練習場で田宮、水野を相手に打撃投手を務め、キレのあるボールを投げ込んだ。

キャンプ初日のブルペン入りも示唆　セットアッパーの座は譲らない

　キャンプは沖縄・名護での１軍スタート。順調な調整を続けており、初日のブルペン入りについても「みんな投げるなら２日でもいいのかなと思うんですけど、初日に入るつもりで準備してきました」と意欲を示した。

　セットアッパーの座を守り抜くため「イチからでしょう。去年の自分は超えたいというのはあります」。心機一転、新ヘアで「２・１」を迎える。