加藤豪が新助っ人の助っ人に名乗り「みんなをサポートできたら」スティーブンソンとの秘話も
今オフは大型補強に成功
日本ハム1軍キャンプ地の沖縄・名護で行われている先乗り合同自主トレに参加中の加藤豪将内野手(29)が、新助っ人の助っ人に名乗り出た。チームは今オフ、メジャー通算108本塁打のフランミル・レイエス外野手(28)やアンドリュー・スティーブンソン外野手(29)を獲得するなど大型補強に成功。新たに加わる仲間たちをグラウンド内外で支えるつもりだ。
新外国人選手とは対戦経験あり
新戦力の加入を心から歓迎している。アメリカ時代にしのぎを削った男たちの合流を、今か今かと待ちわびている。加藤豪は「スティーブンソンとは毎年対戦していたので、すごく仲が良い。マーフィーとも対戦したことがあります。みんなをサポートできたらいいなと思っています」と、柔らかな笑みを浮かべた。
人間性に尊敬の念
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異国の地で新たな挑戦に踏み出す。チャレンジ精神にあふれる選手たちに、強いリスペクトの念を抱いている。
「レイエスはプレーヤーとしてのスキルも有名だけど、それよりも人間的に好き。ダグアウトの中で、歌ったり踊ったり。ムードメーカーで野球を楽しんでいる感じの選手です。スティーブンソンは真面目で、野球に取り組む姿がすごい。ワールドシリーズに行っても、マイナーでも毎日すごく練習してる印象。マイナーではケガが怖いので、メジャーに行く準備だけをしてもいい選手なのに、ナイターでもデーでも毎日出ている。そういうところを日本でも見たいですね」
スティーブンソンの最初の質問に
真剣に野球と向き合うスティーブンソンとは、移籍が決まってから連絡を取り合っている。優等生ぶりを物語るエピソードを、加藤豪はニコニコ顔で披露した。
「何でも聞いてって言ったら、最初の質問が『フライが上がったら(声掛けは)なんて言うの?』でした。普通はどこに住む、食事は、電車の乗り方は? とかですよね。めちゃくちゃ真面目でびっくりしました。アメリカと一緒でアイガーリット(I got it)だよって答えました」
その優れた人間性があれば、日本野球への順応も早そうだ。KGは最大級のサポートで、ジャパニーズドリームを後押しする。