Vリーグ
V3女子・アルテミス北海道 ホーム初戦で首位・倉敷に快勝 28日にも首位浮上へ
■Vリーグ女子3部
▽アルテミス北海道3-0倉敷アブレイズ(1月27日、北ガスアリーナ札幌46)
全勝チームにストレート勝ち
2023-24シーズンからVリーグ女子3部に新規参入したアルテミス北海道が、1月27日に札幌で初のホームゲームを開催。首位・倉敷アブレイズに3-0で快勝し、全勝チームに初の土をつけた。昨年12月に内定選手として加入したリベロ浦山絢妃(大阪・帝塚山学院大4年)の加入で、サイド攻撃が活性化。開幕戦でストレート負けした強豪にリベンジした。28日のヴィアティン三重戦に勝利し、倉敷がカノアラウレアーズ福岡に敗れれば勝率で上回り、初の首位に浮上する。
OH小室「今日の1勝にかけようって話をしてた」
本拠地初開催に集まった651人のサポーターと共に喜びを共有した。11得点したOH小室祐里(28)は「倉敷さんが全勝していたので、絶対に勝ちたい気持ちがあった。それはチーム全体でも今日の1勝、今日にかけようねっていう話をしてた。それがしっかりコートの中で自分の役割を果たすことができて、お客さんも一体となって勝つことができた」と声を弾ませた。
2週間使って対策を練った
開幕戦で喫した黒星を取り戻すために、試合のなかった2週間を使って対策を練ってきた。成田郁久美監督(48)は「倉敷さんはサイドの選手が絡んできたり、1人時間差や時間差のコンビバレーが特徴。前回は相手の策にしっかりはまってノーマークになったり、ディフェンスのブロックもバックのディグ(スパイクレシーブ)も含めて、ずたずたに崩されてしまった」。相手のトスに応じていくリードブロックやサーブのターゲットを絞るなど、できうる限りの対策を施してゲームに臨んだ。