日本ハムのドラフト５位ルーキー・星野ひので外野手（１８）が２９日、千葉・鎌ケ谷で９日から行ってきた新人合同自主トレを打ち上げた。２月１日から始まる初の春季キャンプは、沖縄・国頭の２軍でスタート。稲葉篤紀新２軍監督（５１）の下での本格的な練習を心待ちにした。一問一答は以下の通り。

―プロでの練習を経験してどうだったか
「まだ、そんな本格的な練習はしていないですけど、プロ野球選手としてやるべきことを教えてもらった。アップから、今までより意識は高くなってきたかなと思います」

―具体的にはどう変わったか
「体の効率的な使い方だったり、ムダなく動くというところを、今まで自分なりには意識していたんですけど、今まで以上に意識するようになりました」

―打撃の手応えは
「まだ、実戦の球を打っていないので、調子がいいか、悪いか分からないんですけど、状態は悪くないです」

―キャンプでの実戦はアピールの機会
「チャンスはそんなにないと思うので、もらえる時までにできること、準備をしっかりして臨みたいなと思います」

―自主トレ期間中に大卒の進藤、宮崎と一緒に動いて、どう感じたか
「全然違うな、というふうに感じました。意識の部分、意識が高いなと思いました」

―具体的には
「キャッチボール前のアップの取り組み方だったり、ティーで打撃を確認している感じだったり。自分より全然、細かいところまで意識してやっているなと、感じました

―キャンプ前に一緒に練習できたことは収穫か
「良かったです。自分、まだまだできることがいっぱいあるなとは感じました」

―２月、沖縄で過ごす中で目標は

「けがをしないのが一番なんですけど、その中で毎日、少しずつ成長していけるように頑張りたいなという気持ちです」

―国頭にも１軍級の選手がいる。会いたい選手、話したい選手は
「聞けるのなら、全員に話を聞いてみたいなと思うんですけど、そんなにうまくいかないと思うので。チャンスがあれば、いろいろ吸収して自分のものにできるようにしたいなと思います」

―ベテランたちがいることは魅力に感じるか
「なんか、テレビの向こうの人たちだったので、その人たちと一緒に野球ができるのはうれしいし、自分もそうなれるように頑張りたい」

―２軍監督が稲葉さん
「同じ…、同じじゃないですけど、一応、外野手でバッティングが売りというか。自分も稲葉さんみたいに活躍するのが目標なので、楽しみです」

―積極的に話を聞きにいきやすいタイプの指導者
「いや、まだ１回しか会っていないので。徐々にそういうことも聞けるようになったらいいなと」

―侍ジャパンを率いた東京五輪で金メダル。選手としても大舞台を経験している。そういう部分も聞きたいか
「まだ全然、自分はそこまでではないので。まずは基本的なこととか、段階を踏んでいろいろ聞いていきたい」

―打撃、守備も気になるか
「意識の部分をいろいろ聞けたらいいなと思います」