【一問一答】根本悠楓「2・3」紅白戦へ視界良好 金村参考の新フォームに手応え
日本ハムの根本悠楓投手(20)が29日、1軍キャンプ地の沖縄・名護で行われている先乗り自主トレでブルペン入りし、46球を投げ込んだ。親しい間柄の金村尚真投手(23)からヒントを得て、テークバックを小さくした新フォームがフィット。キャンプ最初の実戦となる2月3日の紅白戦に先発する予定で、進化した姿をアピールする。一問一答は以下の通り。
―ブルペンの感触は
「まあまあ、良かったかなと思いますけど、まだ良くなるかなと感じました」
―順調にきている
「そうですね、だいぶ順調です」
―ルーキーの進藤が受けていた。印象は
「普通に投げやすかったです。自分は、あまり小っちゃく構えられるのは好きじゃないというか、ちょっと投げづらい。大きく構えてもらえると投げやすいタイプなので、嫌いじゃないです」
―初対面のルーキーと敬語で対話している姿が新鮮だった
「(進藤が)一個上なので。敬語でいくのが普通。いろんなキャッチャーに自分の球の感じを聞きたくて、毎回あのくらい聞いているので。野球のことの方が話しやすいというのがあるので」
―多くの捕手に捕ってもらって、フィードバックをもらいたい
「毎回、同じキャッチャーに捕ってもらっても変化は分かるんですけど、いろんな人の意見を聞いて投げていきたい」
―進藤から言われて印象に残ったことは
「スライダーがいい、みたいなことを言われました」
―スラッターの手応えは
「徐々に良くなっている感じがしますね。そのへんは試合で投げてみないと分からない。スライダーはいつも投げていたので、ある程度、ブルペンで投げれば、使えそうかなと分かるんですけど、初めての球種は実戦で投げてどうなるか、気になるっすね」
―最初の実戦からスラッターは使うか
「試したいですね」
―昨年は出だしで苦しんだ。変えている部分は
「去年は体重を落とすことを考えていた。気持ち、食べる量も少なくしていました。今年は普通にしっかり食べてしっかり動いている。やることは基本的に変わらず。フォームは、少し変えたのはありますけど、基本的なことは変わらないです」
―フォームはどこを
「去年の10月くらいからやっていたんですけど、テークバックを少し小さくして。高校の最後ぐらいにちょっと大きくなって、そこからずっと直らなくて、気になって直したいなと思っていたんですけど。去年の金村さんを見て、いいピッチャーはやっぱ、これだよなと思って」
―侍ジャパン(昨年11月のアジアチャンピオンシップ)の時は新フォームで
「やっている途中でしたね。何となくはできていましたけど」
―メリットは制球がバラつかないことか
「そうですね。バラつかない。イメージも持ちやすいです」
―金村を参考にしたのは