【一問一答】万波 主砲の自覚たっぷり コツコツ成長を
日本ハムの万波中正外野手(23)が30日、1軍キャンプ地の沖縄・名護に入り、報道陣の取材に応じた。昨季、25本塁打を放つなど飛躍したスラッガーは、主砲の自覚と決意を携え、本格始動する。一問一答は以下の通り。
―結果を残して臨むキャンプ。心境の変化は
「しっかり準備はしてきたつもりなので。それを継続して、もっとうまくなれるように。立場は今までと変わってくると思うので、主力として結果を出せるように頑張りたい」
―キャンプのテーマは
「とにかく丁寧に練習を積み重ねる。去年のシーズンもそうですし、オフシーズンも続けてきたことなので、とにかく1個1個の練習を丁寧に、コツコツ積み重ねていくことを強く意識していきます」
―チームとしてどういうキャンプにしたいか。チームリーダーの一人として
「チームリーダーとか、全然そんなことは考えていないです。去年、今までと違った1年を過ごすことができて、見られ方は変わってくると思います。何も結果を出していなかった今までの自分と明らかに違うと思うので、監督、首脳陣が計算できるような選手にならないといけない。その最低ラインとして、去年よりもっと(チームを)押し上げていけるように。そんな意識です。まず、自分が結果を出すことが、よりチームの勝利につながるかなと。ひとまず、自分のことを考えてやっていきたいなと思います」
―十分な手応えをもってキャンプインか
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「いやいや、大げさっすよ(笑)。そんなことはないですけど、時間が足りないなと思いつつも、やっていく練習の方向性はしっかり定まってキャンプインできたと思う。やることは全部やれたかなと思いますけど、足りないところの方がまだまだ多いと思いますし、コツコツ積み重ねて成長していけたらなと。1カ月ある。レベルアップしたり、変わったりするためには十分な時間だと思うので、ムダにしないように頑張りたい」
―体の状態はどのくらい仕上げて
「痛いところもないですし、やりたいトレーニングも基本的に全部こなせたので、100パーセントと言いたいですけど、オフに入って一切、外でバッティングとか、やっていないので。どれだけ打球が飛んでいるのかとか、外に出てから、というところ。80(パーセント)ぐらいで、お願いします」
―早めに結果が欲しかった過去とは違う
「そこはやっぱり、違った心境で今はいますけど、いい取り組みができている時は、結果が伴うのかなと思う。実戦の結果を見ながら、練習内容だったり、いろんなところが気にはなるかなと思うんですけど、基本的にはブレずにやりたい」
―結果より内容を重視
「最初はそうなると思います。ピッチャーの球もまだ見られていないので、どう感じるか。実際にピッチャーの球を打ってみて出た課題というのは、無視できない現実になる。イメージより良かったら、このままでいいかなと思うし、思ったよりコンタクトできないとなったら、修正をかけないといけない。そこは、早くから実戦があって、いいところだと思う。実戦で感じたことをどんどん生かしていけばいいかなと思っています」