ファイターズ
《ハム番24時》1月31日
声をかけられるたびに気持ちが乗ってくる。日頃からウィットに富んだ発言をする郡司の言葉は、不思議な力を持っている。
24日から行われていた先乗り自主トレの期間中、ブルペンは大盛況だった。第2クールから参加した郡司は移籍2年目の強みを生かし、より多く投手の特長を知ろうと、積極的に捕手役を務めていた。
ストレートが持ち味の北山が投球練習を開始すると「強烈~! 球がいかつい。ミットが破けそう」と絶妙なワードセンスで、士気を鼓舞。遠目に見ているだけの記者でさえ、だんだんと気分が乗ってくるのだから、投げている本人への影響は相当なものだろう。
キャンプでは、じっくりと時間をかけて投手の球を受けられる。シーズン途中でチームに加わった昨季とは違う状況を、大きなメリットと捉えている。
「どんどん捕手として出たいので、もっとコミュニケーションを取らないと。堅苦しくならない感じで、ありのままの郡司でいきます。って言いつつ、蓋を開けてみたら、めちゃめちゃ内野で守備練習してるかも(笑)」。今季もグラウンド内外で、ナイスガイっぷりを発揮してくれそうです。