ファイターズ
2024/02/26 16:00

《新コーチに聞く》~岩舘学2軍内野守備走塁コーチ【2024ファイターズ新コーチインタビュー】

 道新スポーツデジタルでは、日本ハムの沖縄春季キャンプに合わせて「新コーチに聞く」を不定期連載する。2024年に就任したコーチングスタッフを紹介。大切にしている言葉や信念、影響を受けた指導者、キャンプ中の失敗談、オススメの息抜きなど、いくつかのテーマに沿って答えてもらった。第5回は、昨季までプロスカウトを務めていた岩舘学2軍内野守備走塁コーチ(42)が登場する。


「ファイターズに来た時から、球団には指導者をやりたいと伝えていました。引退する直前は、指導者になったらこう教えようとか、こういう指導者にならないとか思ってやっていました。新たにいろいろとやってくれと言われているので、意見は出しやすい環境です。新鮮な気持ちで、できています。練習は量より質。時間が限られているので、考えてやらないと。スコアラー、スカウトとしてチームを見ていて、もっとこうしたらいいと思っていたことが、ある程度の土台になっています」


「その子の最大限の能力を引き出したい。スカウトを経験しているので、どうなってほしいという将来像のイメージがある。そこに近づけたいです。それを飛び越したい。(担当スカウトから)こんなにしてくれてありがとうと言われる選手にしたいです。そういうのはスカウトが一番うれしいこと。スカウトの幅が広がるかもしれない。原石がいっぱい転がっている。そこは勝手に目指しています」


「コーチでありたくないです。友達でいいと思う。相談できるおじさんだったり、コーチっていう感じじゃなくていいです。だから、新人にも岩舘コーチと呼ぶなと言いました。学さんでいいから。それで全然いいと思う。素直に話せなくなるし、こっちも言いたいことが言えなくなる。栗山(英樹)さんには学と呼ばれていた。一発目から学と呼ばれて、あれがいいなと思いました。そういうのって大事ですよね」


「真面目な話をすると、けがをしないことです。選手はもちろんそうだけど、一応、内野守備走塁コーチは代わりがいない。体調管理とか健康面ですね。太ってもいいけれど、いないといけない。選手の時は自己責任だけど、コーチはそういうわけにいかない。ここ数年やっているのは朝の黒酢です。炭酸に大さじ1杯くらい入れて飲んでいます。目が覚めるし、血圧が下がる。キャンプにも持ってきています」

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