根本&万波が侍ジャパン最終候補メンバー入り 3月の欧州代表戦
3月6、7日に京セラドームで開催
日本ハムの根本悠楓投手(20)と万波中正外野手(23)が、3月6、7日に行われる欧州代表との強化試合(京セラドーム)に臨む日本代表の最終候補メンバーに入っていることが、1日までに分かった。
高卒4年目の道産子左腕 昨秋の国際舞台で圧巻のピッチング
高卒4年目左腕の根本は昨季、8月に1軍昇格を果たすと3勝1敗、防御率2・88の成績を収めた。シーズン終了後は万波とともに『アジアプロ野球チャンピオンシップ』で侍ジャパンのメンバーに選出。台湾戦では3三振を奪うなど、2回をパーフェクトに抑え、勝利投手となった。韓国との決勝でも3回1安打無失点と快投を披露。〝MVP級〟の活躍を見せ、日本中の野球ファンに名を知らしめた。
春季キャンプがスタート ブルペンで変化球も織り交ぜ30球
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成長著しい北の有望株は、キャンプ初日からブルペン入りし、直球を主体に55球を投げ込んだ。スライダー、カーブ、チェンジアップ、フォーク、スラッターと変化球も一通り投げ「30球ぐらいで終わろうと思ってたけど、納得いくまで投げたら、球数が伸びました。あとは試合でどうなるか。楽しみです」と充実の表情。先発登板を予定する3日の紅白戦へ向けて、順調に調整を進めた。
昨季ホームラン王争いを演じたスラッガーも再度の代表入り狙う
野手では万波が、昨秋の国際舞台に続いて代表入りすることが有力視される。若き大砲は昨季、25本塁打を放つなど飛躍を遂げ、ベストナインとゴールデングラブ賞を獲得。初出場した球宴では〝デビュー〟から2試合連続本塁打を放つ離れ業で、最優秀選手賞に輝いた。
新庄監督も期待 「日本を代表する選手になれる」
スターダムを駆け上がる万波について、新庄監督は「去年いい活躍をして今年、来年とさらに成績を残せば、日本を代表する選手になれる。素質はかなりあるので、期待しています」と、その能力を高く評価する。北海道で育んだ才能を再び、大舞台で発揮する。