コンサドーレ
故障明けの札幌DF岡村大八 2年連続開幕スタメンへ J2長崎との練習試合で今季初実戦
【コンサドーレ沖縄キャンプ】
■2月3日、沖縄・読谷村陸上競技場
▽練習試合(30分×4) 北海道コンサドーレ札幌1-2V・ファーレン長崎(0-0、0-1、0-1、1-0)
【札幌の得点者】大森
北海道コンサドーレ札幌は、沖縄キャンプ4度目の練習試合を行い、4本合計1-2でV・ファーレン長崎に敗れた。
控え組で60分間出場
背番号50がいよいよピッチに帰ってきた。昨年11月25日のアウェーFC東京戦で負傷した右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷の影響で全体練習の合流が遅れていたDF岡村大八(26)が、今季初実戦を迎えた。控え組で3、4本目合計60分間出場し、患部の状態を確かめた。
「熊本で10割に」
テーピングでがっちりと保護している状態だが、痛みもなく笑顔も弾けた。「(状態は)2、3割ぐらいですかね。まだまだ。沖縄にいるうちに5割から7割ぐらいにもっていって、熊本で10割にもっていけるように、ここから過ごし方も考えていかなきゃいけない」と、3週間後のリーグ開幕から逆算し、ここから急ピッチでギアを上げていく。
逆境を成長に
これまでで最も長い約2カ月間、サッカーから離れたが、逆境を成長につなげた。現在の体重は、昨年のシーズン中より約3キロ増の90キロ。リハビリ期間中の筋トレでは、マシンなどでマックス重量を上げるのではなく、少し軽目の重量を素早く上げる瞬発系のメニューを導入。元の状態に戻すだけではなく、進化したボディーを手に入れた。