ファイターズ
2024/02/03 21:50

宮西のチェンジアップが激変 金子2軍投手コーチの〝魔法の言葉〟に「発想が全然、違った。すごい新しい感覚」

ブルペンで投球練習する宮西と後ろで見守る金子コーチ=撮影・近藤裕介

今キャンプ2度目のブルペン まさかの化学反応が!

 レジェンドとレジェンドが大きな化学反応を起こした。日本ハムの宮西尚生投手(38)が3日、沖縄・国頭で今キャンプ2度目となるブルペン入り。途中、後ろで見守っていた金子千尋2軍投手コーチ(40)から助言を受けると、チェンジアップが激変した。

沢村賞右腕からの助言 プロ17年目の鉄腕が新たな発見

 「アドバイスをくれて、『できる?』って言われたから、『やってみます』って言って、そしたらできた。発想が全然、違った。すごい新しい感覚というか、『あ、こういうこと!』みたいな。頭(イメージ)とボールのズレ、差がなくなった。そういうことね、だからこうなるんやって」

ブルペンで金子コーチ(右)から助言をもらう宮西

 

まさに発想の転換 金子コーチが解説 

 いったい、どんな魔法の言葉を授けたのか―。金子コーチは「『ちょっと難しいことを言うけど、いつもより球に回転を多くかけてくれ』って言ったんですよ」と内容を明かし、意図を説明した。

 「日本人のチェンジアップに対するイメージ、感覚って、ストレートの遅い球。それはいいんですけど、遅くしようとか、落とそうとか思いすぎ。遅いから落ちる、回転をしていないから落ちるっていう、ちょっと間違った考えを持っている人が多い。球を遅くしようとすると、どうしても腕が緩むんですね。それをなくすためにあえて、回転を多くかけてと言いました」

〝新球〟に手応え 宮西「実戦で試したい」

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい