ファイターズ
2024/02/03 22:10

高卒3年目の有薗直輝がチーム1号! 4三振の屈辱をバネに猛アピール「自分の持ち味はバッティング」

四回、先頭打者の紅組・有薗が左越えソロ本塁打を放ち、チームメートとハイタッチを交わす=撮影・桜田史宏

■紅白戦 紅組2ー0白組(2月3日、タピックスタジアム名護)

新庄監督に猛アピール! 先制ソロに右中間二塁打

 期待の大砲候補は、屈辱を糧にはい上がる。日本ハムの有薗直輝内野手(20)が3日、沖縄・名護で行われた紅白戦に紅組の「5番・三塁」で先発出場。四回の第2打席で左翼へ豪快な一発を放った。二回の第1打席でも右中間二塁打を放つなど、新庄剛志監督(52)に持ち前の打力をアピール。今季初実戦で誰よりも大きなインパクトを残した。

四回、先頭打者の紅組・有薗が左越えソロ本塁打を放つ

 

納得のバッティングに笑顔満開 「オフにやってきたことが出た」 

 白球は強い逆風を切り裂き、軽々とフェンスを越えた。2打数2安打の好結果に「(キャンプは)2軍スタートでしっかりアピールしようと思っていました。自分の持ち味はバッティング。オフにやってきたことが出て、良かったです」と笑顔が弾けた。

悔しさを胸に前進 打撃フォーム改良も奏功

 指揮官は昨季のシーズン最終戦で、有薗の豊かな将来性を見込んで4番に抜てき。5打数無安打4三振と散々な結果に倒れたが、味わった悔しさはオフの原動力に変換された。

 バットを寝かせて構えるなど、打撃フォームの改良にも着手。テークバックの無駄を省くことで「コンパクトにボールへアプローチできる」と確実性が増した。

ひたすらバットを振った秋季キャンプ

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