ファイターズ
ドラ1左腕・細野晴希 約3週間ぶりにブルペン入り 「キャンプは焦らず」じっくり調整
孫易磊とともに捕手を立たせて約20球
日本ハムのドラフト1位・細野晴希投手(21)、台湾出身で育成の孫易磊(スン・イーレイ)投手(18)が4日、沖縄・国頭キャンプで初のブルペン入り。ともに捕手を立たせて約20球を投げた。
細野は先月15日以来となる傾斜を使ってのピッチング。「少ない球数ですけど、気持ち良くできたので良かった」と振り返った。
スロー調整
球団の方針で新人合同自主トレからスロー調整を続けている。最初は投げたい気持ちもあったというが、「最近は何も思わなくなりました。(怪我が)怖いのでゆっくり。みんなキャンプは焦らずと言ってくれるので、そのアドバイスを聞いて」と先を見据える。
先輩の気遣いに感謝
この日で第1クールが終了。ベテラン宮西への弟子入りを志願するも「先輩の方々はオーラがあります」となかなか距離を縮められずにいる。
それでも、前日3日は玉井が「慣れてきた?」と声を掛けてくれ、1学年先輩の矢沢は「ちょっかいかけられたりします。一番話しかけてくれる」と感謝。年下の達とはトレーニング談義をし、「いろんなことを考えてやっていたので、さすがだなと思った」と刺激を受けた。
まずは環境に慣れてから
6日からの第2クールに向け、「環境にもちょっとずつ慣れてきたので、怪我なくちょっとずつ強度を上げていく感覚ですかね」。コンディションも、先輩たちとの仲もじっくり育んでいく。