玉井大翔 キャンプ2軍スタートに危機感「これから上がっていけるように」 同学年会のリモート参加は回避!
ブルペンで43球
日本ハム・玉井大翔投手(31)が4日、沖縄・国頭キャンプでブルペン入りし、43球を投げた。ベテランの域に入ってきた道産子右腕は、2軍スタートからの〝逆襲〟を誓った。
50試合登板を3年連続達成
昨季は3年連続の50試合登板を達成。長年ブルペン陣を支え、実績十分な玉井だが、自分の立ち位置に危機感を持っている。「シンプルにファームスタート。これから上がっていけるように頑張ります」と表情を引き締めた。
「余裕ある立場だと思っていない」
ベテラン選手の中には調整を本人に任され、2軍スタートとなる選手も多いが「そうは捉えていないです」とキッパリ。「焦りじゃないですけど、ちゃんとやらないといけないなと思います。余裕ある立場だと思っていないです」。
金子コーチからの激励で前向き
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キャンプ第1クールを終え、仕上がりは「ボチボチですね」。この日は昨季から背番号「19」を受け継いだ金子千尋2軍投手コーチが見守る中、投球練習を行った。本調子ではなかったというピッチング後には、励ましの言葉をもらった。「今日は僕の中であまり良くなかった。どうでしたか? と聞いて、『自分の中で修正しようと思ってやっているから、悪い時の取り組みとしては良いと思う』と言ってもらえました」と前向きになれた。
11日の楽天戦で今季初実戦登板を予定
今季初実戦登板は11日の楽天戦(名護)となる見通し。勝利の方程式入りへ「最初の実戦、大事ですよね」と意気込む。昨オフには結婚し、「楽しいっすよ。いい年末年始でした~。寂しくないです。1人じゃないんで。今まで寂しかったですもん」。守るべき家族ができ、より一層、気合が入っている。
休日前に名護で山崎歓迎会
2軍スタートによる、同学年会〝オンライン参加〟の危機は回避した。今季から同い年の山崎が加入。加藤貴が同級生4人での歓迎会を計画し、「玉井が国頭にいるので、リモート参加させようかな」と話していた。
5日がキャンプ休日ということもあり、「今日、名護行ってきます」とニンマリ。「加藤は意外と仕切ってくれるんですよ。盛り上がるのかな~。(話すのは)加藤じゃないですか。江越も結構面白いですよ」と思い巡らせた。仲間との食事で英気を養い、ここからの巻き返しにつなげる。