【一問一答】3年ぶり復帰のバーヘイゲンが入団会見「自分が登板する試合は全勝する気持ちで」
3年ぶりに日本ハムに復帰したドリュー・バーヘイゲン投手(33)が4日、1軍キャンプ地の沖縄・名護で入団会見を行った。一問一答は以下の通り。
―3年ぶりの復帰。心境は
「まずは本当にうれしく思いますし、新鮮な気持ちです。前回いた時とユニホームは変わっているんですけど、新しいカラーで、自分自身このユニホームは本当に好きなので、このユニホームに袖を通すことができて本当にうれしく思います。まずはエスコンフィールドでユニホームを着てプレーすることを楽しみにしています。本当に楽しみな気持ちでいっぱいです」
―来日はきのう。時差ボケは
「(日本語で)ネムイ(笑)。 眠いですし、眠いですし、めっちゃ眠いです。ただきょう、チームメートに会ってみんなが笑顔で迎えてくれて、そのおかげで本当に自分の心が静まって落ち着くことができました。このチームメートと戦っていけることも本当にうれしく思います」
―メジャーからオファーがありながら、戻ってきた理由は
「前回ファイターズにいた2年間はコロナの時期とかぶっていたので、本来の応援であったり、日本のプロ野球を経験することができなかった。その中でもチームメート、コーチ、球団関係者の方々といい経験はできてはいたんですけど、やっぱり応援があるとかそういった経験ができなかったので、そういったところが少し心残りだった。アメリカに戻って2年間プレーしたあとに、やはり応援がある中でプレーしたい、登板したいと思いました。あとは先発がしたいという強い気持ちがあった中で、メジャーの球団からもオファーはあったんですけど、自分のエージェントも先発としての契約を探してくれてはいたんですが、その中でファイターズが自分にコンタクトをとってくれてオファーをしてくださったので、そこに関しては吉村本部長らに感謝したいと思っています。僕の中ではファイターズからオファーをもらった時に、もう本当にすぐに、戻るという決断をしました」
―チームは2年連続最下位。今季の目標は
「前回いた時は今と比べてベテランの選手が多くいて、今回戻ってきて若い選手が多くいる中で自分が最年長の方にも入ってくるとは思うので、しっかりと自分のリーダーシップを十分に発揮して、若い子たちに教えられるとこは教えて、全員で切磋琢磨しながらプレーオフ、クライマックスシリーズ、日本シリーズに進めるように頑張っていきたい」
―新庄監督の印象は
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「先ほど簡単なあいさつと会話をしたんですけど、本当にフレンドリーでいい人なのかなと。新庄さんも日本とメジャーでプレーをされていて、いろんな経験を持っている方なので、いろいろなことを新庄監督から学びたいなと思います」
―先発へのこだわりは
「自分の中で、やはり先発の方がしっかりと結果を残せるのではないかなと思っていまして。去年、中継ぎで60試合を投げたんですけど、自分の中ではしっかり良い成績を残したと思っている。けど、 自分の体を考えた時に、先発の方がルーティンをしっかり守れたりだとか、しっかりと結果を残せるんじゃないかっていう強い思いがあった。その成績の部分と自分の体だったり精神面のところで先発の方が自分はいいんじゃないかなということで先発にこだわってます」
―メジャーからはどれぐらいオファーがあったか
「聞いてる中では3から4ぐらいはオファーがあって、正式なオファーではないんですけれども、エージェントの方に連絡があったっていうのも、何チームかはあったんですけども、やはりファイターズからオファーがあった時点で、もうファイターズに行くと、もうそこは即決と言いますか、自分の中でもスムーズに決断することができたと思います」
―ファイターズの良い部分は
「組織の中で、上のフロントの方々が優秀な方が多いっていうイメージもありますし、そういった方々のおかげで、選手だったりだとか、チームスタッフだったり、通訳も含めてそうなんですけども、優秀な方が多い球団だなって思っていますし、そういった中での球団のカルチャーが僕は本当に良いと思っているので、そこが僕が好きなところであります」
―再会して話せたチームメートは
「朝の時点で結構いろんな選手とも会話できましたし、ウエートルームで、もうチームメイトではないんですけど、上沢とも会ってちょっと話はできて、あと加藤豪将に関しては、英語もそこまでできる選手だと思っていなかったので、そこはびっくりした。日本語も英語も日本の野球もメジャーの野球も知っている加藤豪将みたいな選手がいるっていうことに関しては、僕自身だけではなくて、いろんな選手にも心強い部分だと思うので、豪将のことはもっと知っていきたい。外国人選手に関しても、まだまだ知らない選手が多いので知っていきたい。あと清水はアメリカにいる時からSNSとかでも、面白いコメントとかをしてくれていたので、きょう久しぶりに会って、また面白い話をしました」
―前回やり残したことと、今回やりたいこと
「まず一つは、いろんな食べ物を食べたい。いろんなレストランに挑戦してみたい。もう一つが、前回、京都に行ったんですけど、ちょっとしか回れなかったので、もっといろんなところに行きたい。あとは、相撲も見てみたい。いろんな選手に聞いてみようかな」
―今後のスケジューリングは
「まだ確定はしてないんですけども、あさって、オフの次の日にちょっとブルペンに入ることは考えています。それ以降のことは投手コーチとしっかりと話し合って決めていきたい」
―何勝したいか
「何勝かっていう数字は挙げられないんですけども、先発する試合全てに勝つつもりで臨みたい。例えば24試合に登板するのであれば、24勝。ただ勝ちについては自分でどうすることもできないこともあるので、とにかくチームの勝利に貢献することだけを考えていきたいとは思っていますし、 とにかく自分が登板する試合はもう全勝できるような気持ちで、強い気持ちで挑んでいきたい」