ファイターズ
山本拓がキャンプで実践「大島さんも谷元さんも6時台から…」竜のレジェンドに学んだ朝の習慣とは
■紅白戦 紅組0-1白組(2月4日、タピックスタジアム名護)
3番手で登板して1回を3者凡退
日本ハムの山本拓実投手(24)が4日、沖縄・名護で行われた紅白戦に登板し、1回を3者凡退に抑えた。今季初実戦ながら直球は最速150キロを計測。移籍2年目を迎えた小さな勝負師が、上々のスタートを切った。
完成度の高い圧巻のパフォーマンス
キャンプ第1クールとは思えぬほど、完成度が高い。圧巻のパフォーマンスで首脳陣をうならせた。四回に3番手で登板すると、巧打の細川と郡司を外野フライに仕留めた。迎えた3人目の打者・有薗は、前日の紅白戦で本塁打を含む2安打と絶好調。勢いに乗る若き大砲候補を、最後は渾身のストレートで見逃し三振に斬った。
最初の2人は初球ストライクが入らず
「一番最後のボールは狙い通りに投げられて、良い終わり方ができました。ただ、初球はストライクというチームのテーマがある中で、先頭と2人目は初球にストライクが入らなかった。次までにズレを修正して、それを最初からできるよう、感覚を体に染み込ませたい」
建山コーチ「逆に心配」
快投を披露した右腕について、建山投手コーチは「仕上がりが非常に良いですね。ボールが素晴らしくて、逆に心配になります。コントロールが良いので際どいところを狙いたがるけど、今の段階では大胆にストライクゾーンに入れてもいいかな」と、手放しで絶賛した。