【プレーバック】紅白戦 紅組1-1白組(2月7日、タピックスタジアム名護)
(特別ルール)
野村が今季実戦1号ソロ
日本ハムは7日、キャンプ3度目の紅白戦を行い、紅組と白組がともに1点ずつ奪って1-1で引き分けた。二回2死、白組は「6番・三塁」で先発出場した野村佑希内野手(23)が、紅組先発・北浦竜次投手(24)から左越えに今季実戦1号ソロ本塁打を放って先制。紅組は五回1死2塁で田宮裕涼捕手(23)が右前に同点の適時打を放った。
白組先発の上原健太投手(29)は2回を投げて無安打無失点1四球。続く2番手の生田目翼投手(28)も2回を投げ、五十幡亮汰外野手(25)、加藤豪将内野手(29)に単打を浴びてそれぞれ先頭打者を出したが無失点に抑えた。
三回から登板した紅組2番手の堀瑞輝投手(25)は先頭のルーキー進藤勇也捕手(21)に右中間への二塁打を許したが、後続を打ち取って無失点。3番手の石川直也投手(27)は中軸を3者凡退に抑えた。
白組のクリーンアップは注目の新外国人助っ人アンドリュー・スティーブンソン外野手(29)、フランミル・レイエス外野手(28)が並び、今季初実戦となった万波中正外野手(23)が5番に入ったが、ともに快音は響かせられなかった。
■白組先発の上原
「ゼロ点です。それ以外ないです。フォアボールを出さない、逆に言えば、フォアボールを出さなければ何でも良かったんですよ。打たれようが、どんなストライクの取り方だろうが。でも出したので、とりあえずきょうの課題はクリアできなかったということなので、ゼロです。いい真っすぐを投げるとか、技術的なそういう細かいところは一切考えていなかったので、それができるかできないか、0か100かという気持ちで投げたので、そういう意味では自分のプレッシャーに負けて、フォアボールを出してしまったので、そこは厳しくいきたいなと。最初だからこそ。他のピッチャーはフォアボールを出していないので、最初だからというのは甘えだなと。これが6、7イニング投げていく中で、フォアボールが1個、もしくは2個だったら、まあまあまあという感じなんですけど、2イニングの中の1個は大きいので。2ストライク取ってから、2アウトから。試合に入って対バッターになると、どうしてもこうやって力みが先行するところもある。なので、今度は対バッターで、力感だったり力み方の調整だったり、対バッターに慣れていけば、ブルペンと同じようなボールだったり、コントロールになってくると思う。そこはあんまり心配はしていない。(マルティネスの三振は)チェンジアップです。あれが決まらなかったら本当に、ピッチングが成り立たないので、あれは生命線として。あれが決まらなかったので有薗はフォアボールだった。そういうことなんです。ここは絶対に決めなきゃいけないという1球を外すと、ああいうことになるので、そういうところで決められるように。シーズンに入ったらそういうところはしっかりやっていかないといけない」
(全12カット)