ファイターズ
2024/02/07 20:55

【一問一答】ドラ2進藤が紅白戦で初マスク 〝強肩発動〟はお預けも…右中間二塁打でアピール

三回無死、紅組2番手の堀から二塁打を放った白組・進藤=撮影・松本奈央

■紅白戦 紅組1-1白組(2月7日、タピックスタジアム名護)

 日本ハムのドラフト2位ルーキー・進藤勇也捕手(21)が7日、紅白戦に白組の「8番・捕手」で先発し、初めて実戦でマスクをかぶった。盗塁阻止の機会は訪れなかったが、安定感のあるリード、キャッチングを披露した。打っては三回に堀瑞輝投手(25)から右中間へ二塁打をマーク。追い込まれながらも粘って結果を残し、開幕1軍入りを猛アピールした。

―試合を振り返って
「初めてキャッチャーでの出場だったので、最初は少し緊張もあったんですけど、イニングを重ねるにつれて緊張もほぐれてきた。どんどん慣れていきたいなと思いました」

―新庄監督が「落ち着きがある」と言っていた。内心は
「内心は結構、いろんなことを考えたり、普段も考えているんですけど、余計にプレッシャーじゃないですけど、普段考えないようなことも考えていた。結構、緊張しながらやっていました」

―先輩投手たちを無失点でリードした
「まずは各投手陣の特長であったり、どういうストロングポイントがあるかを把握しないといけないと思っているので、ブルペンのときから投手の特長であったりとか、どういったボールを軸にしてやっていきたいのかというコミュニケーションは普段から取るように意識しています」

―強肩に注目していた。ランナーが出たときは意識したか
「そうですね。ランナーが出て、もちろん意識はするんですけど、一番考えているのは、スチールをされたくないがために、配球が偏ってしまうこと。それは一番してはいけないと思っている。もちろんランナーが出て警戒するんですけど、組み立ての中で崩さないというか、スチールを防ぐことが第一優先にならないようには意識してやっています」

―長打が出た。打席を振り返って
「一打席一打席が本当に、アピールには大切になってくるので、一球一球、簡単に2ストライク追い込まれてしまいましたけど、そこからなんとか食らいついて、粘っていこうと思って打席に立ちました」

三回無死、二塁打を放った白組・進藤

 

―二塁へ行く際に迷いは
「打って、打球を見て、外野手がボールを捕球するタイミングを見て、ベースを回ったときに行けるなと思ったので、行きました」

―練習の時に、新庄監督から打撃のアドバイスがあった
「ポイントを少し近くで打っていたので、もう少しポイントを前で打つようにということを言っていただきました」

―それが生かされたような打席だった

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