ファイターズ
野村佑希が紅白戦で豪快弾 空位の三塁奪還へ「空いてないぞと、周りに見せたい」
■紅白戦 紅組1-1白組(2月7日、タピックスタジアム名護)
「6番・三塁」で出場
日本ハムの野村佑希内野手(23)が7日、沖縄・名護で行われた紅白戦に白組の「6番・三塁」で出場。二回の第1打席で左中間スタンドへ豪快な一発を放った。キャンプ期間の実戦3試合は全て安打を記録。アピールに燃える若き長距離砲が、ポジション奪取へ突き進む。
3試合目でズレを修正
北浦の投じた初球。内寄りへ甘く入った直球を、一振りで仕留めた。「あの打席に関してはイメージ通り振ることができました。1、2試合目のヒットは自分のイメージとズレがあった。3試合目で修正できたことに、すごく価値があるかなと思います」と、手応え十分の一撃を満足げに振り返った。
清宮の負傷で決意新た
正三塁手候補だった清宮は、キャンプ直前の先乗り合同自主トレ中に左足を負傷し、無念の離脱。チームにとっての手痛いアクシデントを機に、野村は決意を新たにした。
「去年あれだけチャンスをもらって(レギュラーを)つかみ取れなかった悔しさがある。キヨさんが怪我をしてから、サードが空いてると記事でよく見る。サードをずっと守ってきたのは僕。しっかり取り返して『空いてないぞ』と、周りに見せつけられるようにやっていきたい」