ファイターズ
単身で渡米する上沢直之に盟友・松本剛がエール 家族の分も「頑張れよ」
レイズのキャンプへ向かうドラフト同期
日本ハムの松本剛外野手(30)が8日、米大リーグ、レイズとマイナー契約を結んだドラフト同期の上沢直之投手(30)へエールを送った。
上沢は7日まで日本ハムの1軍キャンプ地、名護で練習。この日の全体練習前には、古巣ナインに向けてあいさつをした。覚悟を持って単身渡米する盟友の姿に「本当は会えない予定だったけれど、みんながいるところで最後に練習できたのは本人としても良かったかなと思う」と感銘を受けた。
自身も刺激となりキャンプが充実
今キャンプ中、ゆっくり話をする機会はなかったというが、「上沢の決断は僕にも刺激になりました。より一層、頑張ろうという気持ちになってこのキャンプに臨めている。おかげですごく充実しています」。第2クールを終え、順調な仕上がりを見せている。
家族ぐるみの付き合い
上沢とは同期の近藤(ソフトバンク)、石川慎(ロッテ)を交えて、家族ぐるみの付き合いをしていた。1月にエスコンフィールド北海道で行われた移籍会見は、自主トレ先の沖縄から自費で駆けつけた。「この前たまたま(上沢の)奥さんと子供に会って、すごく寂しいと言っていた。上沢には『その分、頑張れよ』と言いました」。親友の活躍を心から願っていた。