ファイターズ
2024/02/08 20:55

山崎福也がキャンプ2度目のブルペン入り 24日のDeNA戦で移籍後初登板へ

ブルペンで投球練習をした山崎=撮影・松本奈央

途中から新庄監督が打席に

 オリックスからFAで加入した日本ハム・山崎福也投手(31)が8日、沖縄・名護キャンプで2度目のブルペン入り。途中から新庄剛志監督(52)が見守る中、102球を投げた。第2クールを終え、調整は順調そのもの。移籍後初登板はオープン戦初戦となる24日のDeNA戦(名護)となりそうだ。

懐かしのルーティン

 投球練習の終盤。新庄監督が右打席に入ると、それまで笑みを浮かべていた山崎の表情がキリッと引き締まった。幼少期は父・章弘さんが日本ハムコーチを務めていたこともあり、家のテレビではいつも日本ハム戦が流れていた。現役時代を彷彿とさせる両手を上げるルーティンに「僕は小さい頃、監督のバッティングを見ていた。この伸びるシーンといいますか、懐かしい感じがしましたね」。指揮官との〝対戦〟が実現し、自然とスイッチが入った。

ブルペンで投球する山崎の打席に立つ新庄監督(右)

 

オーラが投球に影響

 「監督が入った瞬間の初球は一番良い球がいきましたね」。外角低めへビジッと真っすぐが決まり、「それが今日の一番良いボールだったので、やっぱりすごい力を持っている方ですね。打席に入ってもすごかったですけど、普段からオーラを放っているので参考にします」と目を輝かせた。

ボスの感覚ではホームラン

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