若手恒例の荷出し作業抜け取材対応

　北海道コンサドーレ札幌の沖縄キャンプは２月９日、金武町陸上競技場での練習最終日。練習終了後、次のキャンプ地の熊本に向け荷物出しが行われた。同作業は例年、スタッフだけでなく若手選手も手伝うのが恒例だが、この日２３歳の誕生日を迎えたＦＷ大森真吾選手は、囲み取材のため一瞬だけ抜けてもらった。

宮澤選手から「１０年はえーぞ！」

　大森選手はここまで練習試合で５戦６発。プロ２年目へ「今年は楽しみます」と抱負を語ったが、すぐ横をＤＦ西野奨太選手（１９）と宮澤裕樹選手（３４）の２人が大きな荷物をもって通り過ぎようとした。その時、宮澤選手から一言「１０年はえーぞ！」と若手ホープをイジる声が飛んだ。主将の大役をＭＦ荒野拓馬選手（３０）に譲った宮澤選手は、ベテランにもかかわらず積極的に下働きを行っていた。これには大森選手も苦笑い。経験、年齢関係なく動く選手たち、チームの雰囲気の良さがが滲み出ていた。