ファイターズ
2021/11/10 13:44

近藤 「楽しくなりそう」ビッグボスと共闘だ

月間MVPを受賞した近藤。パフォーマンスでも新庄監督との共闘を誓った

 日本ハムの近藤健介外野手(28)が9日、ビッグボスこと新庄剛志新監督(49)とチームを盛り上げることを誓った。10、11月度の「大樹生命月間MVP賞」受賞会見に臨み、球場の天井から登場するパフォーマンスにも意欲を示した。

 報道陣からのリクエストを受けて、親指と小指を立てる“ビッグボスポーズ”を披露。「縁がないと思っていた」という月間MVPを初受賞し、コンちゃんスマイルが弾けた。
 沖縄・国頭で行われている秋季キャンプには参加していないが、4日の就任会見を含めて新庄監督の動向はチェック。「楽しくなりそうだなと思っていました。新体制になって選手にどう影響するのか楽しみですし、コミュニケーションを取って監督の考えを早く理解したい」と胸を高鳴らせている。
 チームをまとめる選手会長として、指揮官が継続を宣言しているパフォーマンスにも乗り気だ。「一緒に盛り上げていかないといけない。監督の考えに従いたい」と気合十分。天井からの登場については「僕ではなくて(杉谷)拳士さんとかがいいんじゃないですか」と謙遜しつつ「高いところは苦手じゃないので、値する選手になっていきたい」と意欲を見せた。
 今季は10月に打率・351、2本塁打、10打点と好成績を残し、ペナントレースを締めくくったが、シーズン打率は・298に終わり、4年連続の3割を逃した。「1打席の重みを最後の最後で感じた。1人の選手として成長するいい年になった」。
 新庄監督は実績を加味しない横一線のスタートを明言している。「もちろん常にそう思っていますし、僕みたいな選手は打てないと使い勝手が悪い。そこをアピールしていきたい」。球界屈指の打撃技術で、ビッグボスをうならせる。

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