ファイターズ
2024/02/10 22:30

【プレーバック】紅白戦 紅組1ー1白組(2月10日、タピックスタジアム名護)

試合後にグータッチを交わす紅組ナイン=撮影・松本奈央

(特別ルール)

新助っ人のレイエスが先制打 ルーキー進藤&田宮が強肩をアピール

 日本ハムは10日、タピックスタジアム名護で今キャンプ4度目の紅白戦を行い、1―1で引き分けた。

 一回、紅組は「1番・三塁」でスタメン出場の郡司裕也捕手(26)が三塁線を破る二塁打で出塁。ルーキーの明瀬諒介内野手(18)、万波中正外野手(23)もヒットで続き、無死満塁とした。ここで新助っ人の4番、フランミル・レイエス外野手(28)が右前に先制タイムリーを放った。

 白組は0―1の六回、2死一、三塁で5番の加藤豪将内野手(29)が三塁への内野安打をマーク。三走の水谷瞬(22)を同点のホームに迎え入れた。

 紅組の先発・金村尚真投手(23)は2回1安打無失点と好投。白組の先発・根本悠楓投手(20)は一回にいきなり4連打を食らい、1点を失ったものの、2回4安打1失点と踏ん張った。紅組3番手の山本拓実投手(24)と6番手の柿木蓮投手(23)はそれぞれ1回をパーフェクトに封じた。

 激しいポジション争いを繰り広げている2捕手は強肩をアピールした。紅組の7番でスタメン出場したルーキーの進藤勇也捕手(21)が三回、五十幡亮汰外野手(25)の二盗を阻めば、白組で途中出場の田宮裕涼捕手(23)は五、六回と2度、二盗を阻止した。 


■紅組の「7番・捕手」でスタメン出場し、五十幡の二盗を阻止した進藤

「刺したことは良かったと思います。(駿足の五十幡ということは)もちろん意識はありましたけど、まずはバッターを抑えることを考えていますし、その中でランナーのスチールというのは警戒している。ランナーを警戒しつつ、バッターを抑えることを意識しています。(実戦2度目のスタメンマスクで)まだ緊張はありますけど、組んだことのない投手と組んだりもしたので、そこは大きな収穫かなと思っています。(スローイングに関しては)まだ100%ではない。握り替えもうまくできなかったので、そこも一つ課題なので、これからつぶしていきたいと思います。開幕スタメンになるにはアピールを続けていかないといけない。結果が出て良しではなくて、その中に課題も出ているので、そこを一つ一つつぶしていって、もっといいアピールができるようにしたいです」


(全15カット)

白組先発の根本

 

一回無死満塁、紅組・レイエスが先制打を放つ

 

紅組先発の金村は2回を投げ1安打無失点

 

二回1死二塁、塁を飛び出した奈良間を刺す白組・伏見(右)

 

三回2死一塁、紅組の浅間が右前打を放つ

 

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