【プレーバック】練習試合 楽天2ー4日本ハム(2月11日、タピックスタジアム名護)
今季初の対外試合で逆転勝利 江越が勝ち越し場外弾
日本ハムは11日、タピックスタジアム名護で今季初の対外試合を行い、4―2で楽天に逆転勝ちした。
一回2死一、二塁で5番の野村佑希内野手(23)が中前に先制打。1―2で迎えた七回には内野ゴロの間に1点を奪って試合を振り出しに戻した。そして2―2の八回、先頭の7番・細川凌平内野手(21)が中前打で出塁すると、続く江越大賀外野手(30)が左翼の芝生席を超える勝ち越しの場外弾(2ラン)を放った。
投げては先発の北山亘基投手(24)が4安打を許しながらも2回無失点と粘った。2番手のアニュラス・ザバラ投手(27)は1回を投げ、2安打2四球で2点を献上した。その後は6投手が1回ずつを無失点リレー。3番手の田中正義投手(29)、5番手の河野竜生投手(25)、8番手の石川直也投手(27)はそれぞれ1回をパーフェクトに封じた。
■先発登板し、4安打を許すも2回無失点と粘った北山
「(今季初の対外試合に登板し)浮足立つ感覚があったのが正直なところなんですけど、ヒットを許した中で、結果ゼロに抑えられたのは一つ、良かったかなと思います。(先発ローテを争う立場にあるが)僕自身、まだまだ挑戦する立場。あまり周りのことを気にしてやるレベルでもないですし、自分のことで精いっぱい。それが本当に決まるのは、開幕する日だと思うので。その日まで誰が入るのか、本当の意味では分からないと思う。そこまで、その日を楽しみにしっかりやっていけば、いい方向に進むんじゃないかと、自分の中で信じてやっていきたいと思います」
■先発マスクをかぶり、打っては2打数2安打をマークした清水
「実戦も入ってきて、結果にはこだわってやっていきたい。内容も大事ですけど、結果も出していきたいと思っている。何日か前に状態が悪すぎて、(松本)剛さんにアドバイスをもらって。食事会場で剛さんと石井さんと話しながら。あとは(コーチの)八木さんだったり、いろいろと話して。そこから良くなってきた。あとはもう少し、数を打ったりして感覚を出していけたらなと思います」
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