万波中正 野球教室で子供たちから大人気 じゃんけん大会でバットをプレゼントし「強奪されました(笑)」
■春季キャンプ 第3クール第3日(2月12日、タピックスタジアム名護)
選手会主催 タピックスタジアム名護で開催
日本ハムの万波中正外野手(23)が12日、タピックスタジアム名護で行われた選手会主催の野球教室に登場。元気いっぱいの子どもたちからパワーをもらい、「超パワフルでした。良くも悪くも全く気を使ってこない感じとか、すごく新鮮でいい時間でした」と笑顔で振り返った。
ちびっ子との触れ合いでリフレッシュ
昨季自身初のベストナインやゴールデングラブ賞にも輝き、ブレークを果たした若武者はちびっ子たちから大人気。「まんなみ」、「まんなみ」と声をかけられ、「身長何センチとか、聞かれました。ただ、選手名鑑に載っていることを答えただけです。僕も小学校の同級生になって、一緒にはしゃいでいるような感じでした。全然、野球のことを聞いてこないので、一緒に遊んでいました」。童心にかえって、一緒に楽しんでいた。
商売道具を賭けた勝負で… 「まあ、良かったんじゃないですか」
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子どもたちからの要望で、持っていたバットを賭けたじゃんけん大会も実施。「経緯ですか? 取られたんです。強奪されました(笑)。みんなの気迫に負けて。じゃんけんで5連勝、無理だと思ったんですけど、サクッと負けました。まあ、良かったんじゃないですか」とプレゼントした。
新庄監督がレギュラーを明言
キッズたちのハートをわしづかみにした万波はチームで唯一、レギュラーが確約されている。この日はサムスン(韓国)との練習試合(赤間)には帯同せず、名護で行われた残留練習に参加。「やりたい練習はできていますし、意図した形のスイングも徐々に増えてきて。いいんじゃないかなと思います」と手応えを口にする。
着実に力強く調整中 「心と体の準備はしている」
次の対外試合は、休日明け15日のDeNA戦(宜野湾)。「僕もホント(出るか)分からないので。もともと(3日の)紅白戦から出るつもりでいましたし。思ったより、実戦の機会は少ないですけど、いつ来てもいいようにと思って、心と体の準備はしているつもりです」。その口調には充実感がにじんでいた。