【一問一答】新助っ人・マーフィーが2回完全4K 偏食右腕にヒットした食べ物は…
■練習試合 サムスン3-18日本ハム(2月17日、タピックスタジアム名護)
日本ハムの新外国人、パトリック・マーフィー投手(28)が先発し、2回を打者6人でパーフェクトに抑えた。対外試合での登板は来日初だったが、最速154キロの直球と〝メインウェポン〟のパワーカーブを有効に織り交ぜ、4奪三振をマーク。圧巻の投球内容に、新庄剛志監督(52)もベンチで大喜びした。一問一答は以下の通り。
―対外試合初登板を終えた感想は
「とても良かったと思います。きょうは2イニングをしっかり抑えるという目標でやっていたので、ストライク先行でいけましたし、全体的にいいピッチングができたと思っています
―初回は3者連続見逃し三振だった
「とても良かったと思います。伏見さんのいいリードもありましたし、それに応えられて自分もとてもうれしかったです」
―球場表示で最速154キロ。感触は
「初の対外試合ということで、とりあえず154キロにはとても満足しています。力強いピッチングができましたし、体の状態もいいので、これからもっと精度も上げていって、キャンプ終盤、オープン戦に向けてもっと、精度だけじゃなくて球速も上げていきたいと思っています」
―初回の先頭打者、二回の2人目の打者から奪った三振は変化球だった。球種は
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「どちらもカーブです」
―カーブは持ち味か
「自分の一番自信を持っている球ですけど、今はキャンプの中でカットボールだったりチェンジアップも自信をつけていて、精度も上がってきているので、シーズンに向けて他の球種も精度を上げていきたいと思っています」
―ファンが多かった。環境はどうだったか
「とても楽しく投げられましたし、シーズンがすごく楽しみです。エスコンでまた多くのファンの前でピッチングして、優勝に向けて一勝ずつ頑張っていくのを、皆さんと共有できたらなと思っています」
―今後の実戦ではどんな投球を見せたいか
「ストライク先行で、きょうみたいなピッチングができたらなと思っています。いいキャッチャーと、信頼できる守備陣がいるので、すごく安心して投げられています」
―きょうの投球で、仕上がりは何%ぐらいか
「今この段階では80%。100%を目指しても、まだシーズンも始まっていないので、とりあえず80%を続けていけたらなと思います。自分はまだまだこんなものではないというところを、皆さんにこれからお見せしたいと思っています」
―新庄監督と会話は
「登板後は、いいピッチングだったと。あとはテンポの良さを褒めていただきました。自分もテンポ良く早く投げるのが好きなので、そこを気に入ってもらえて良かったです」
―開幕後は先発枠5つ。激しい競争をどう捉えているか
「自分が何番手だろうと、控えだろうと、チームがとにかく厚い選手層を持って1年間戦えることは素晴らしいことだと思う。今のところは競争しながら、みんなで向上していけたらなと思っています」
―最近覚えた日本語は
「今はあいさつだったり、そういうたぐいのものなんですけど、今後は文を話せるようになりたいです。シーズンの終盤になったら、完璧に日本語で会話ができて、通訳がいらなくなるのが理想です」
―悪い言葉を教える選手はいないか
「名前は出さないですけど、何個か教わっています(笑)。全部ロッカーの中に留めています」
―日本で驚いた文化は
「アメリカではどこでも土足なので、レストランで靴を脱がないといけなかったことにすごく驚きました」
―チームメートと食事に行ったのか
「焼き肉にはもう2回、チームメートと行って、すごい気に入っています。1回目は(加藤)豪将さんと、外国人選手の皆さんと行って、2回目は駐米スカウトの皆さんと、通訳陣と一緒に行きました。タンを初めて食べて気に入りました。行く度に新しい、食べたことがないものが出てくるので、自分は偏食なんですけど、いろいろ挑戦していきたいと思っています。何かおすすめがあれば教えてください」
―日本ではエディ・マーフィーが有名
「理想は、いつかは、マーフィーといえば自分だと言ってもらえるように頑張りたい思います」
―パワーカーブは速さが武器か
「速度もですし、キレだったり落差も自分の中では武器だと思っています。もともと子どもの頃から一番投げていて、自信を持っていた変化球だったので、今もこうしてメインウェポンになって、すごいうれしいです」
―ありがとうございました
「(日本語で)おつかれー」