ファイターズ
2024/02/19 17:05

【特別調査編】サブマリン・鈴木健矢の柔軟性に迫る チーム屈指〝軟体ボディー〟はいかにして生まれたのか【道スポなんでも探偵団】

肩甲骨の柔らかさをアピールする鈴木=撮影・中田愛沙美

アンダースローを可能にする体の柔らかさ 

 読者の皆さまから質問を募集し、記者が調査、取材し、回答をお届けする「道スポなんでも探偵団」。【ファイターズキャンプ編】第6回は、「鈴木健矢投手の体がどのくらい柔らかいか調査をお願いします」をピックアップします。体の柔軟性が求められるというアンダースロー。新庄剛志監督(52)のひらめきで横手から下手投げに転向した右腕のしなやかさの秘密に迫ります。

2月18日、名護のブルペンで投球練習する鈴木

 

ドジャース大谷を彷彿とさせるパフォーマンス

 本人に聞いてみると「体、柔らかいですよ。これできます」とニンマリ。その場で見せてくれたのが、米大リーグ、ドジャース・大谷翔平投手ばりのパフォーマンス。肩甲骨の可動域の広さだ。腰に手の甲を当て、肘をぐっと前に出した。前屈をしてもらうと、背負っていたリュックから荷物が飛び出しそうになるほど、地面にべったりと手がついた。

小学生時代は体操クラブに所属 マット運動も得意

 体の柔らかさは、生まれつきなのだろうか―。「もともと柔らかい方だったみたいです。小さい頃からずっとブリッチや倒立をやっていたみたいです。全然、覚えていないですけど」と回顧。「小学校の時は、学校で体操クラブに入っていました。跳び箱の上でハンドスプリングとかやっていたっす。マット運動も得意ですね」と振り返った。

アップ時にブリッジする鈴木

 

厳しくとも温かい父・克章さんの教え

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