プロ６年目の生田目が、１９日に２９歳の誕生日を迎えた。この日はブルペンで気合の入ったボールを投げ、「あと１年で３０歳。２０代中のうちに結果を残さないとダメです」とギラギラと燃えていた。

　これ以上ない発奮材料がある。「久さんも来たし、頑張りたいです。期待に応えたいっすね」。６年ぶりに古巣復帰となった新任の武田久コーチは、社会人・日本通運時代にコーチと選手の間柄だった。

　武田コーチは「生田目は尻たたいて、覚悟を決めさせないといけない」と宣言しており、日々厳しい言葉を投げかけているそう。愛情の裏返しともいえる発言に、右腕は「日通の時はあんな怖かったっけ？ という感じです。でも、久さん大好きです。何なら言うこと全部聞きます！ それくらい信じています」と鼻息が荒い。

　師弟の絆は健在。すてきな１年になることを祈っています。