【一問一答】バーヘイゲン 今キャンプ初のライブBPで31球 開幕ローテへ視界良好
■春季キャンプ 第4クール第5日(2月19日、タピックスタジアム名護)
3年ぶりに復帰した日本ハムのドリュー・バーヘイゲン投手(33)が19日、沖縄・名護で実戦形式の打撃練習「ライブBP」に登板し、打者7人に対して安打性1本に抑えた。さまざまな球種を試し、好感触を得た31球。開幕ローテーション入りが有力視されている右腕は、計画通りに第一関門を突破した。登板後の一問一答は以下の通り。
―今キャンプ初の実戦形式登板
「とても良かったと思います。今シーズン初めての打者との対決となりましたけど、30球ほど投げてコントロールもまずまずでした。キャンプ終盤に向けて改善できるところは改善していこうと思います」
―ライブBPの狙いは
「全ての球種をゾーン内に投げ込むことを意識して取り組んでいました。それとファーストストライクを狙っていったんですけど、そこはできていなかったので、これからもっと練習して改善できたらと思います」
―真っすぐの手応えは
「制球という部分ではまだまだ改善できる部分はあるのかなと思いましたけど、初めてのバッターとの対戦ということを考えたら、まずまずではないかなと」
―試した球種は
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「フォーシーム、ツーシーム、スライダー、カーブ、チェンジアップ」
―それぞれのボールの感触は
「変化もまずまずですし、キャンプ序盤と比べたら進歩していると思います」
―過去2シーズン、日本ハムに在籍した経験は生きているか
「バッターの特長などは理解していると思うんですけど、メジャーでは中継ぎをやっていたので、先発の調整にも慣れていけたらなと思っています」
―中継ぎから転向し、機能するためのポイントは
「最大の課題として100球を超える球数。スタミナをもたせて、最後まで強い球を投げるということ。打者が2巡目、3巡目になるにつれて、相手も対応してくると思うので、そこを上回るピッチングをできたらなと思っています」
―日本の文化、食事の面で楽しんでいることは
「焼き肉はもう2度行きましたけど、アメリカにいたときから恋しく思っていた食べ物だったので、食べられてうれしかったです」
―今シーズンに懸ける思いは
「戦力が整ってきたと感じていますし、若い選手も日本人選手も外国人選手も、いい選手がいっぱいいると思うので、今年は上位を狙えるチームではないかなと思っています」
―前回所属時から投球で変わったところは
「日本にいたときのスライダーは通常のオーソドックスなスライダーだったんですけど、アメリカでスイーパー、横移動の多いスライダーを学んできて、それも今回の実戦形式で使えて良かった。また中継ぎで、ピンチ、緊迫した場面での登板も経験してきたので、そういうところも先発に生かせればと思ってます」
―ゴロアウトが多かった。狙い通りか
「特に結果にこだわらずに自分のピッチングができればなと思っています。三振もいいですけど、打たせることもアウトはアウトなので」
―ライブBPは予定通り
「最初からのプラン。この時期にライブBPで投げて、実戦に向けて練習をしていくというのはいつも通りです」
―昨年、DeNAのバウアーは中4日で投げた。登板間隔のイメージは
「コーチの意向に従う。そこはコーチと監督と話し合って決めていければ」