ファイターズ
2024/02/20 22:35

高卒4年目の細川凌平 サムスン戦で2安打5出塁 夜間練習後のルーティンは読書と日誌

サムスンとの練習試合で適時打を含む2安打3四球1盗塁をマークした細川=撮影・村本典之

■練習試合 サムスン1ー13日本ハム2軍(2月20日、タピックスタジアム名護)

スタメン起用に応えた! 2安打3四球1盗塁

 日本ハムの細川凌平内野手(21)が今季対外試合で初スタメンを飾ると、5出塁と暴れまくった。「2番・遊撃」を任され、一回に右前打、二回に四球&盗塁、三回に右前適時打、五、七回にも四球を選び、3打数2安打3四球1盗塁。活躍の裏には、シーズンを想定した〝状況設定〟と、2日前の夜に行ったフォームの修正があった。

激しいポジション争い 自身の立場を重々承知

 二遊間の競争は激しく、キャンプ中の実戦は途中出場が主だった。2軍戦とはいえ、ようやく巡ってきた先発でのアピールチャンス。レギュラー奪取を狙う21歳は、開幕後の自身の立場を頭に入れながら試合に挑んでいた。

 「ここまでずっとスタメンで出る機会がなかった。シーズン中もそういう状況が僕の場合は結構、多いなと思っている。それを意識してきょうは入りました。ずっとスタメンではなかったけど、1週間に1回、ポッと出されたスタメンの機会で、どう結果を出せるか。そういう状況設定をして入りました」

積極姿勢が奏功 「どんどん振ってアジャストする確率を上げていく」 

 多く打席に立てる貴重な機会を、どう生かすか。カウントを目いっぱい使ってボールを見ていくか、早いカウントからでも振りにいき、感覚を取り戻すかで考えを巡らせ、後者を選択した。

 「ボールを見ていくべきなのか、どんどん振ってアジャストする確率を上げていくのかは、すごい違う。きょうは振っていく中で、どうアジャストできるかを僕の中では意識して、できるだけストライクゾーンの、自分が仕留めたいと思っている球に関しては振っていくようにしました」。この日は積極的な姿勢が、好結果につながった。

18日の楽天戦で二ゴロ 打撃フォームを微修正

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい