ファイターズ
2024/02/21 21:40

松本剛が22日ライブBPで加藤貴、伊藤と〝対決〟志願「一番に入りたいと言いました」

打撃練習の準備をする松本剛=撮影・小田岳史

■春季キャンプ第5クール第1日(2月21日、タピックスタジアム名護)

レギュラーの座を懸け

 日本ハムの松本剛外野手(30)が、レギュラーの座を懸けて、春季キャンプに臨んでいる。練習日だった21日は、全体練習後に居残り特打を敢行。22日には志願して、左右のエース・加藤貴之投手(31)、伊藤大海投手(26)が登板する実戦形式の打撃練習「ライブBP」で打席に立つ。

「去年よりも全然動けている」

 コンディションの不安を抱えていた昨年とは充実度が違う。実戦の出場機会は少ないが、松本剛が順調な調整を続けている。「体は去年よりも全然動けているし、元気なのでやりたいことはできています。ただ、アキレス腱(けん)は怖さもあるので、そこは出すところと抜くところでメリハリをつけています」。

今季は盗塁のキャリアハイ更新も視野

 昨季は5月に両アキレス腱を痛め、12盗塁にとどまった。17日のサムスンとの練習試合(名護)では、一回の第1打席で死球を受けた後にすかさず走って二盗をマーク。プロ13年目の今季は「走りたいです。武器にできれば」と、22年のキャリアハイ(21盗塁)更新を見据える。

打撃では昨季パ・リーグ最多安打を上回る165安打が目標

 打撃の目標は「165本」とリーグ最多安打のタイトル獲得。第5クール初日のこの日は、特打で屋外フリー打撃を行った。

「外で打ちたくないというのが正直ある。風もあると余計なことを考えちゃうので、いまは結構ブルペンのレーンで打つことが多い。今日はそれも含めた上で外で打ってみてどういう感じか知りたかったので良かったです」。強風が吹き荒れる中、バッティングの感覚を確かめた。

左右エースのライブBPはチャンス

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい