【一問一答】伊藤大海が今季初〝実戦〟 進藤のリード「面白い」も、松本剛への内角要求は「怖くて首振った(笑)」
■春季キャンプ 第5クール第2日(2月22日、タピックスタジアム名護)
開幕投手に決定している日本ハムの伊藤大海投手(26)が22日、沖縄・名護で行われている1軍キャンプで今季初めて、実戦形式の投球練習を行った。打者10人と対戦し、被安打2の無四球で1奪三振。最速147キロの直球や新球スイーパーで凡打の山を築き、調整が順調に進んでいることをアピールした。一問一答は以下の通り。
―今季初の実戦形式での登板。振り返って
「バランスも良く、しっかり投げられたので、まあまあ、良かったかなと思います」
―チームで言われているファーストストライクの意識は
「もちろんです。カウントを有利に進めていくのは大事なことですし、そういう結果が結局、長いイニングを投げられるとか、そういうところにつながってくると思うので、これからも意識してやっていきたいです」
―球数31球は予定通りか
「そうですね。30球ぐらい。1イニング、最後おかわりで投げさせてもらいましたけど」
―おかわりした理由は
「体もすごく元気でしたし、ちょっと投げ足りない感じがあったので、そのまま投げさせてもらいました」
―スイーパーの曲がり幅が大きかった
「もうちょっとキレというか、奥(打者の近く)で曲げたいなというのはありましたけど、結果球としては良かったので、もうちょっとゲームで使えるレベルまでしっかり上げていきたいなと思います」
―伏見のバットを折ったのは
「あれは、ちょっと寅威さんが振れていなかったかなと(笑)。良い反応でした。たぶん、びっくりしたんだと思います。あの軌道を見たことなかったと思うので。スライダーでバットが折れるのは、なかなかないと思うので、しっかりやってもらいたいなと思います(笑)。きょうやる前に、寅威さんに全球種を見せてほしい、それを見て配球を考えたいと言われたんですけど、優心さんが自信満々にずっと真っすぐのサインを出してきたので、投げられなかったです(笑)」
―一番良かった球は
「ピンさん(石井)を三振に取ったボールもスイーパーだったんですけど、ちょっと引っかけたスイーパーが真ん中付近に曲がって行って空振りを取れた。スライダーだと難しい。(バットとの)接点がない感じの空振りで、手応えはあったかなと思います。初回ちょっと力みもあって、いい形で投げられなかった。二、三回と良いバランスで投げられたので、次につながる感じかなと思います」
―開幕へ順調か