【一問一答】加藤貴之が今季初めて実戦形式に登板 「(想定よりも)良かったです。満足しています」
■春季キャンプ 第5クール第2日(2月22日、タピックスタジアム名護)
日本ハムの加藤貴之投手(31)が22日、沖縄・名護で行われている1軍キャンプで今季初めて、実戦形式の投球練習を行った。打者15人と対戦し、被安打2の無四球。正確無比なコントロールでゴロアウトを量産した。一問一答は以下の通り。
―実戦形式で初めて投げた。手応えは
「ちょっと力が入りましたけど、現状では満足しています」
―きょうのテーマは
「どんどんストライクを投げることしかできないので、それだけ意識して投げました。自分がバッターに対して、どういう力の入れ具合というか、力みが出るのかを計算しながらやりました」
―ゴロアウトが多かった
「三振を取るピッチャーではないと思っているので、そこは野手の皆さんに頑張ってもらって、アウトを重ねていくのが僕のスタイルだと思うので。そこは良かったなと思います」
―カーブが効果的だった
「サインが出たので投げただけだったんですけど、シーズン中も使えるようにもっと練習しておきます」
―手応えがあった球は
「ストレートは自分の中で良かったかなと思います」
―開幕戦が近づいている。心境の変化は
「まずは競争に勝つことを大事にして、けがをしないように頑張っていきたいと思います」
―受けた進藤の印象は
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「好きな通り(にサインを出して)という言葉は伝えたので、好きなように出していましたし、そこは進藤の好きなようにやらせました」
―きょうは進藤の指示通りか
「そうですね。あとは自分が投げたいところもあったので、そこは首を振ったりはしましたけど、シーズン中はそこまで首を振ることはないかなと思います」
―松本剛は志願して打席に入った。対戦してあらためて、いいバッターだと感じるか
「そうですね。空振りしないのはピッチャーにとっては嫌ですし、失投を一発で捉えられたので、そういうバッターに投げられたというのは良かったと思います。ああいうバッターを抑えないといけない、というのがあるので、もっともっと精度を高く練習していきたいなと思います」
―今の仕上がりは何パーセントか
「いいところまで来ていると思います。試合じゃないんですけど、試合になったら、もっと力が入ると思う。まだ練習ということろでは、100%が出せたかなと思います」
―自分が想定していたより良かったか
「良かったと思います。自分的にもどうなるかなって不安の方が大きかったんですけど、いざバッターが立ってもストライクは取れましたし、ある程度のところにも投げられていたかなと思うので、そこは満足しています」
―きょうは1イニングの球数を決めて3イニング
「そうです。自分なりに想定して投げました」
―去年はこの時期に実戦で投げている。去年と比べて手応えは
「去年は開幕で投げると決まっていたので、そこの意識もしちゃったんですけど、今年はプレッシャーもないので、伸び伸びとできている。結構、良かったですね」
―開幕投手の伊藤へアドバイスは
「ホームとビジターでは違うので、何とも言えないですけど、そんなたぶん、大海(伊藤)は変わるピッチャーじゃないので、大丈夫だと思っています」