ファイターズ
2024/02/22 21:25

玉井大翔 なにクソ魂で若手に勝つ 結果で1軍切符を引き寄せる

トレーニングを終え、クラブハウスに戻る玉井=撮影・榎本真之

■春季キャンプ 第5クール第3日(2月22日、くにがみ球場)

プロ8年目の31歳 2軍キャンプで奮闘中

 日本ハムの2軍キャンプに参加している玉井大翔投手(31)が22日、沖縄・国頭で取材に応じ、本格化するサバイバルを見据えて闘志をたぎらせた。現状、1軍昇格のメドは立っていないが、虎視眈々(たんたん)とチャンスをうかがっている。

 年齢やキャリアは関係ない。フラットな競争を勝ち抜き、自らの存在価値を示す。

アピール不足を自認 巻き返しへ気合十分

 ベテランになっても〝忖度(そんたく)〟は不要だ。1軍昇格切符は自力でたぐり寄せる。キャンプは終盤に差しかかっているが、2軍でのトレーニングが続く。理由は分かっている。潔くアピール不足を認め「練習試合とか、スーパーなピッチングを見せられなかった。球速もそんなに出ていなかったですし。そういうところだと思う」と自戒。「〝なにくそ〟じゃないですけど、そのぐらいの気持ちでやっていきたい」と強い覚悟を示した。

3年連続50試合登板中も昨季の成績には不満足

 昨季、3年連続の50試合登板をクリアし、防御率2・63をマークした。だが、自己評価は低かった。走者を置いた場面で救援し、適時打を許すシーンが多かった。10ホールドも物足りなかった。

世代交代が進むチーム事情 「結果が求められている」

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