【一問一答】3安打固め打ちの浅間大基 バット〝プチ改良〟で「ボールを捉えにいける感じがある」
■練習試合 サムスン3ー4日本ハム(2月23日、タピックスタジアム名護)
日本ハムの浅間大基外野手(27)が23日、サムスン戦に「3番・中堅」で先発出場し、3安打の固め打ちで勝利に貢献した。20日に行われた2軍のサムスン戦でも3安打を放つなど、今キャンプでは持ち味の打力を首脳陣にアピールしている。昨季、左足関節骨折でシーズンを棒に振った背番号8は、大きなアクシデントを乗り越えて輝きを取り戻しつつある。一問一答は以下の通り。
ー試合を振り返って
「きょうもヒットが出て、素直に良かったなと思います」
ーセンター方向へのヒットを連発。打席の内容は
「引っ張ってのヒットではなく、センターから反対方向に出たのは中身のある打席になりました」
ー固め打ちができている要因
「一打席、一打席、自分の頭の中をリセットして、しっかり狙い球を絞っていることが結果につながっています」
ーキャンプで取り組んでいることが試合で形になっている
「試合は対投手なので。そこに対して、うまくアジャストできているのがいい結果につながっています」
ー首脳陣と話はしたか
「さっき監督に会って『ナイスバッティング』と言われました。これを続けていくだけだと思う。本当にしっかりアピールしていきたい」
ー開幕までどう過ごす
「練習でしっかりと修正して、試合にいい形で入りたい。対投手で自分の感じたことを打席で表現できたら、おのずと結果につながる。そのへんを意識してやっていきたいです」
ー開幕スタメンへの意気込み
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「そこしか狙っていないので、そこに向けて、けがなく練習をしっかりしていきたいです」
ー盗塁も決めた。足は万全か
「試合の中でスピードを出すと、足の感覚が分からないところがある。最初(一回)はアウトになったけど、積極的に走っていく中で、試合レベルでどれくらいの出力が出るのかを感じたかった。そのへんは意識してスタートをしました。きょうはいい感じに走れた。中間走もスピードに乗っていたと思う。いい方向に向かっています」
ー去年からバットを変えたか
「ちょっとグリップを太くしたくらいです。1ミリ太いものを使っています。あとは変えていないです」
ー太くなると何が変わる
「僕の感覚的に、細いと遊びができる。遊びができすぎていたので、太くして握りやすくした。皮膚にしっかりと付いている感覚がある。スイングする時に遊びがあるとブレが出る。しっかりと付いていた方が軌道にブレがなく、ボールを捉えにいける感じがあるので、太くしました」
ー2軍キャンプを総括すると
「本当に練習は多かったけど、その中でやりたいことができた。こうやって最後に向けて状態も上がってきている。いいキャンプだったと思います」
ーここから、ふるいにかけられる。十分に戦える準備はできたか
「はい、準備はできています。あとは結果を出し続けるだけ。負けないように頑張りたい」
ー全体練習よりも個人練習が多かった。どんなテーマを持っていたか
「主にバッティングです。振る量をしっかり確保すること。キャンプでもライブBPであったり、生きた球を見る機会があったので、そのへんでズレを修正する時間に充てていました」