ファイターズ
2024/02/23 19:40

【一問一答】今季初実戦で1回0封の宮西 充実の国頭キャンプは「23日間のうち22日間はサウナ。毎日、整いました!」

今季初実戦を1回無失点で終えた宮西=撮影・小田岳史

■練習試合 サムスン3ー4日本ハム(2月23日、タピックスタジアム名護)

 日本ハムの宮西尚生投手(38)が23日、サムスン(韓国)戦に2番手で登板。今季初実戦を1回無失点で終え、健在ぶりをアピールした。チーム最年長の鉄腕は、残り「7」に迫る通算400ホールドと8年ぶりのリーグ優勝を目指し、ひたむきに調整を続けている。一問一答は以下の通り。

―今季初実戦
「まずは投げられたことが良かったかなと思います」

―1イニングを10球、結果的に3人で終えた
「試したいことがあって、ちょっと物足りなかった。課題は次の登板に持ち越しかな。でも、監督がよく言うファーストストライクっていうところにおいては、全打者に対して初球ストライクだったので。打たれはしたけど、その点でいえば、良かったかな」

―今季はチェンジアップを改良。試したか
「盗塁された時の球がチェンジアップやったんですけど、もっと本当は投げたかった。先頭に初球をバンって打たれちゃったので、なかなか(投げる)タイミングがなく、1球しか放れていない。そこが次の課題です」

―田宮のリードや強肩は
「肩が強いのは前から知っていたけど、本当に日々成長していますし、やりやすい。きょうもちょっとした打ち合わせだけでしたけど、すごくいい投球をさせてくれました」

三回を無失点に抑え、田宮(左)と話しながらベンチに戻る宮西=撮影・村本典之


 

―チーム最年長で迎えるシーズン
「引っ張っていくような立場ではないと思っていますし、自由にさせてもらうといいますか…。今年は最後まで国頭にいますけど、育成選手や若い高卒の子とかの質問に答えています。そういうところは意識して、このキャンプを過ごしていたので。そこが僕の役割かなと思う。ゲームは加藤(貴)であったり(松本)剛であったり、そういうところが引っ張っていけば、いいチームになっていくんじゃないかなと思っています」

―開幕まであと1か月。どのような時間を過ごしたいか
「きょう初登板をして、ここから細かな技術や出力をもう一段階、上げたい。開幕に向けてピークに持っていけるように、残りの試合もやりたいなと思います」

―あらためてプロ17年目にかける決意を
「去年も言いましたけど、ここまで来たらやり残すことはない。いつ終わってもいい。そういう覚悟で悔いなく1年を過ごしていきたい」

―残り「7」に迫る通算400ホールドという数字に関しては
「そこは取りたいですね。リリーフの地位向上といいますか。昔に比べれば、歴代の先輩方が中継ぎの地位を上げてくれましたけど、 もっともっと評価されるべきポジションだと思うので。そういう意味でも400は取りたいです。個人的に取りたいっていうよりも、たくさんのファンの方が400ホールドを期待している。自分よりもファンのために400ホールドを取りたいと思います」

―過去に優勝やビールかけを経験している。今季が終わる頃、どんな瞬間をイメージしているか
「夢物語でいいですもんね。じゃあ、マウンドで最後に投げています。そのままビールかけに行きたいと思います」

―去年はキャンプに合わせて早めの調整をした。今年は
「去年は2月1日に開幕っていう感じでつくり上げてきましたけど、夏前ぐらいにやっぱり限界が来た。そのへんは投手コーチと話して、ちょっと遅らせますって言っている。初実戦も今回は遅くなっていますし、開幕に向けて徐々に上がっていけるような感じでイメージしてます」

―きょうも話し込んでいた武田久コーチは、どんな存在か

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい