《SHINJOの信条》このままの続きでいってほしい。いい流れのまま9月まで。勝敗もね
■オープン戦 DeNA3ー3日本ハム(2月24日、タピックスタジアム名護)
ー(試合後、自ら)
「お疲れちゃん。もうあしたでこのキャンプが終わるので、マイナストークはなしで。個人個人が分かってるからね、悪い点は。スティーブンいいね。面白いですね。どういうセーフティーするかな?と思って(サインを)出してみて、形的には悪くなかった。ファウルになったけど、その後しっかり狙い球を絞って。打ってほしいとこに打ってくれたね。松本(剛)くんもいい感じ。首位打者を取った時のバッティングフォーム、形、打球でしたね。変化球を引きつけて、ちょい詰まりながらセンター前に持っていって。あれね、外野手も(ボールが)来ないから、チャージっていうか『早く来いよ』っていう打球。一番いい打球。ランナーもすごくかえりやすいし」
ースティーブンソンと松本剛の1、2番は魅力的
「いや、まだまだまだ。いろいろ試してってね。試してベストまで持っていって、さあ、どれでいこう?って感じですかね」
ーずっと松本剛を2番で使っている
「何でもできますからね。きょうみたいなバッティングをしてたら幅も広げられるし、 動ける。あとはもう3、4、5(番)に任せられるし。理想は理想ですね」
ー山崎はさすがの投球
「もう、言ったんですよ。完璧すぎて。ランナーいるとこ見たかったのにって。次はランナー出してねって。チェンジアップもいいしね~。先、詰まり、空振り。テンポもいい。山崎くんの最後のクイック。あれなんですよ。あれを、みんなにしてもらえたらね~、マジで。いつも言うように、あれが1球目とかに来たら、右バッターだったら左足が小刻みになる。タイミングを取ろう、取ろうっていう小刻み感。左バッターだったら右足。っていうところですね。上原くんもできてきたね。これが加藤(貴)くんになってくると、たまにでいいかな。あのワンパターンな感じがいいから。ピッチャーによって違うけど、基本はああやってタイミングをずらす、バッターに考えさせることを増やしてほしいですね」
ー緩いカーブも打ちづらそう
「バッターはいろいろ考えることが増えるでしょうね。自分がバッターなら、チェンジアップを狙いますね、チェンジアップを狙って、インコースに詰まる(笑)。ダメ? インコースの真っすぐを待つと、チェンジアップがどうしても(バットの)先に当たったり、(DeNAの)オースティンが空振りしたようになるから。7割8割はチェンジアップ待ちで、あのカーブを引きつけて、持っていくような感じになっていると思いますよ。バッターのほとんどが。それでインコースが効いてきますね」
ーマーフィーの1イニング目と2イニング目の球速差は
「きっちり151キロになっていたね。3イニング目で153キロが何球かあったから、問題ないかなっていうところですね」
ー山崎はオープン戦もエスコンで投げさせたいか
「本人が投げたいんじゃないですかね。俺なら投げたい。エスコンで投げるんじゃないですか? 間違いなく」
ーオープン戦が始まった。開幕までのレギュラー争いはどういう形を期待するか
「順番に。きょうはフルで松本(剛)くんとか。3打席立たせて、入れ替えて。あしたも外国人は日本のピッチャーに慣れさせるというか、どういう感じか分かってもらいたいから、スタートで出てもらってから代える感じですね。いろいろ準備がありますからね。引っ越しとか。俺だって引っ越しさせてよ、準備を整えさせてよってなるから。あした終わったら帰ってってなる(笑)。準備してって。やっぱ嫌じゃないですか? 住むところがちゃんとしていないと。だから2週間くらいゆっくりさせようと思って。ハハハ、突っ込んでよ(笑)。あしたが最後。締めのトークもあまり、ないんですけどね。このままの続きでいってほしい。ずっと。いい流れのまま9月まで、いい感じで。勝敗もね。とりあえず負けていないので」