コンサドーレ
札幌GK菅野孝憲 緊急登板にも動じずクリーンシート達成「最低限の勝ち点1は評価できる」
■J1第1節 福岡0―0札幌(24日、福岡県・ベスト電器スタジアム)
北海道コンサドーレ札幌GK菅野孝憲(39)が自軍ゴールにしっかりと鍵を掛け、2年連続の開幕戦クリーンシートを成し遂げた。
ミシャから「どんな形でも勝ち点を取って帰る」と
「『どんな形でも勝ち点を取って帰る』とミシャがミーティングで言ったので。そういう意味でも、もちろん内容も大事ですけど、シンプルにやるところはシンプルにやるというのはできたと思いますし、最低限の勝ち点1は評価できるのかなと思います」。雪国・札幌の宿命である約2カ月の長期キャンプ。心身共に調整が難しい中で行われた開幕戦だけに守護神は敵地で得た勝ち点1を前向きに捉える。
「誰が出ても準備はできている」と赤池GKコーチに感謝
前日23日に行われた開幕戦前最後の練習。11対11の実戦形式練習で菅野は当初控え組でプレーしていたが、その最中に主力組のゴールを守っていたGK高木駿(34)が左足を負傷し開幕戦を回避することとなった。緊急登板の開幕スタメンだが、プロ22年目、昨年Jリーグ600試合出場を達成した百戦錬磨のベテランGKは動じることなく自らの務めをきっちり果たした。「みんな誰が出ても準備はできているグループだと思うので。そういうグループをつくってくれるGKコーチがいるので平常心でできました」と、日々指導に当たる赤池保幸GKコーチ(49)に感謝した。