【一問一答】新助っ人のスティーブンソン 2二塁打で猛アピール 気分も上々「ナマラ、サイコウ」
■オープン戦 DeNA3ー3日本ハム(2月24日、タピックスタジアム名護)
日本ハムのアンドリュー・スティーブンソン外野手(29)が24日、DeNAとのオープン戦に「1番・左翼」で先発出場し、2二塁打1打点と躍動した。試合後には「ナマラ、サイコウ」と同僚の加藤豪将内野手(29)から教わった北海道弁を披露。早くもチームに解け込んだ背番号6に、優良助っ人の気配が漂う。一問一答は以下の通り。
ーきょうの結果は
「チームの状態も良い。春のキャンプが始まってから、少しずつ結果を積み上げている段階。すごくいい状態」
ー三回の第2打席は二塁打。何が良かったか
「まずは必ず打つことだけを考えていました。打つぞと決めて打席に立って、結果的に打つことができたので良かったです」
ー五回の第3打席も二塁打
「最初はバントをしようと思っていたけど、結果的にファウルになってしまった。その後にヒットを打ちたいと思っていたところ、きちんと打つことができて、仲間もしっかり進めることができたので満足しています」
ーバントはサインか
「実はコーチに言われてやった。本当は仲間を進塁させることが目的だったけど、ファウルになってしまった」
ーマインドを切り替えて打つことができた
「バントがファウルになってからは切り替えて、ヒットを打ちたいと気持ちを立て直して打席に立ちました。結果的に自分で二塁打を打てて満足しています」
ー初の日本でのキャンプはどうだったか
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「アメリカと日本ではプレースタイルが違うので、最初の数週間は適応するのに時間がかかった。毎日、学びの姿勢を持っている。これから札幌にも行くので、いい状態を引き続き保ってプレーしたい」
-開幕まで1カ月。ここから何を積み上げたいか
「一番意識しているのは常に健康でいること。今はまだ準備段階。シーズンが始まると143試合あるので、そこまでに確実に準備をしていって、毎日少しでもいい状態にしたい」
ーファイターズファンに一言
「ナマラ、サイコウ。シーズンが始まるのを楽しみにしていますし、札幌、エスコンフィールドでファンの皆さんとお会いできることを楽しみにしています」
ー日本人投手を相手にする難しさは
「今の段階で気づいていることは、ピッチャーの投げるスピードが違う。カーブ、ストレートで緩急の差がすごい。チェンジアップやフォークと、いろいろな球種を持っている。そのスピードに対応しています」
ーヘッドスライディングは自然に出たのか
「日本とアメリカの土が違うということに適応している段階。徐々に日本の土が違うと分かってきたので、頭ではなく足からいくように心がけています。(土が)くっつく感じで、その場で止まる感じがする。これからは足からいきます」
ーアメリカではヘッドスライディングが多かったか
「二塁は頭からで、三塁に行く時は足から。日本ではこれから足を先にするように慣れていきます」
ー眼鏡はサングラスか
「打席に立つ時は乱視用のサングラスです。もともと乱視があって、打ちやすくなる。アメリカでも着けていた。もう3、4年たちます」
ーバントをする機会は多かったか
「他のアメリカ人よりは、自分の方が多かったかなという印象です。でも日本人がやっているのに比べると少ないかもしれない。プレーしていく中で、それが可能性としてあるというのは最初から分かっていた。サインをもらった時は驚いてないです」
ー「なまら最高」は誰に教わった
「加藤豪将選手と通訳です」
ーセンターとレフトを守ることが多い。ポジションへのこだわりは
「最初はずっとセンターをやっていたけど、メジャーに上がってからはセンター、レフトといろいろやってきた。別にどっちがいいとかは特にないです」