コンサドーレ
札幌ルーキーMF田中克幸が開幕戦でプロデビュー 「自分の攻撃の良さを存分に出せればチームにいい影響を与えられると思っていた」
後半40分、駒井に代わり途中出場
途中出場で大きな存在感を示した。明治大から新加入した北海道コンサドーレ札幌のルーキー・MF田中克幸(21)が、福岡戦の後半40分から途中出場しプロデビューを飾った。繊細なボールタッチや前線へ鋭い縦パスを送るなど、少ない出場時間の中でも輝きを見せた。
「メンバーに選ばれたところからワクワクしていた」
MF駒井善成(31)の足がつったことで、急きょ出番が巡ってきた。前日から「メンバーに選ばれたところからワクワクしていた。勝利に貢献できるように、いつでもいける準備をしていた」と、気持ちが差し込まれることはなかった。「比較的相手がリトリートする中で、自分の攻撃の良さを存分に出せればチームにいい影響を与えられると思っていた」とピッチに立つと、新人らしからぬ落ち着いたボールさばきでリズムをもたらした。わずかな出場時間だったが、インパクトを与えるには十分だった。田中克自身も「ボール持った時とか、落ち着いてやれた部分があったので、そういったところはこれからも出しつつ決定的な仕事をよりできるようにやれたら」とうなづいた。