【一問一答】松本剛がキャンプ総括「打撃練習の感覚含めて納得いく日が増えている。自分に一番、期待してます」
日本ハムの松本剛外野手(30)が春季キャンプを総括した。一問一答は以下の通り。
ーキャンプを振り返って
「すごく良かったと思います。個々で練習できる時間も長めのキャンプだった。そこに関しては、おのおの意識高くやってこれたと思います」
ーチーム力全体の向上は
「まだ試合も少ないので、分からないところがたくさんある。みんなの自覚、やってやるぞという感じは去年よりも感じている。僕含めて、そこはしっかり乗っかりたい」
ー選手会長としてどのような自覚を持っていた
「若い選手が多いですし、レギュラーも決まってない。チームのこともそうだけど、今年のキャンプは個人的な意識の部分が強かったと思います」
ーどのようなテーマに取り組んだ
「結果を残さないといけない立場なので、結果を求めて。ゲームになったら結果を出すという気持ちで練習に取り組みました」
ー収穫は
「去年よりも手応えは良いと感じている。継続していけたら」
ー昨年は左膝の骨折があった。今年、調整の違いは
「そこが一番大きいかなと思います。体はすごく動いているので、去年より良いと思います」
ーキャンプ前半には大リーグに挑戦する上沢のあいさつもあった。気持ちの変化は
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「上沢の選択を聞いた時に、同級生で今年30歳を越えますが、もう一回ギアを入れようと、あらためて思いました。いばらの道を行くと聞いて、負けてられないなと。そういう気持ちになったので感謝してます」
ー高卒同期を含め、連絡を取り合ったか
「今はまだ特に連絡してないです。上沢も始まったばかりですし」
ー開幕まで残り1カ月、どこを磨く
「個人的には、結果を求めて。オープン戦も結果を出すことにこだわりたい。チームとしては勝ち癖を。オープン戦も試合をやるからには全部、勝てるようにやっていきたい」
ー目指すタイトル、数字は
「僕みたいなタイプは打率3割を打ちたいし、打たないと試合に出られないと思っている。そこは狙っていきたいと思います」
ー北海道で帰りを待つファンへ
「ちょっと寒そうなので、風邪をひかないように体調を整えるところからかな。ファンの皆さんが待ってくれている。最初は札幌ドームで元気な姿を見せて、エスコンで1試合でも多く勝てるように頑張りたい」
ー新庄監督が首位打者を獲った時のような打撃フォームに戻っていると話していた。手応えは
「去年は戻しにいく意識があったけど、戻せない部分があった。自分の感覚と映像がキャンプに入ってからマッチしている。そういう打席が増えた。去年1年間なかった見え方が打席の中でできている。そこは自分に期待したい」
ー昨年は戻そうと思ってうまくいかなかった。今年は
「去年の夏前、7月ぐらいから気になっていた。シーズン中に大きくいじるか、結果を求めにいくのか悩みに悩んでいた。このオフの間に取り組んで、ちょっと良いかなと。見え方は良い打席が増えている。自分に一番、期待してます」
ー昨年より楽しみ
「そうですね。打席の内容のレベルが上がっている。去年はすごく悪かったので。打撃練習にしても、モヤモヤする日が多かった。そういう意味では今年の方が打撃練習の感覚を含めて納得いく日が増えている。すごく楽しみです」
ーつかんだきっかけは
「難しいですね。ずっと気になっているところが良くなった」
ー気になっているところ
「フォーム的な部分なので難しい。徐々に良い方向にいっていると思います」