ファイターズ
2024/02/27 21:15

北浦竜次がスクランブルで〝火消し〟成功 素顔は山崎福も面白がるいじられキャラ

四回2死一、二塁のピンチで急きょマウンドに上がる北浦(左)=撮影・小田岳史

■練習試合 日本ハム3-5巨人(2月27日、沖縄セルラースタジアム那覇)

四回2死一、二塁で急きょマウンドに

 沖縄最後の登板は、予期せぬ形で巡ってきた。日本ハムの北浦竜次投手(24)が、四回2死一、二塁のピンチで急きょマウンドに上がり、泉口を中飛に仕留めた。もともと投げる予定はなかったが、先発した金村の球数がかさみ、スクランブル出動。「バタバタ準備でした」と慌てながらも、役目を果たしてアピールに成功した。

金村に失点つけなかったのは良かった

 「結果ゼロで抑えて、金村に失点をつけないように投げられたのは良かったです。でも球速は全然出ていなかったですし、僕の中ではまだ納得いっていない。もっと(登板を)言われる前からしっかり準備してやっていかないといけないなと感じました」

対応力が大事

 シーズン中にも、この日と同様に起用される可能性があることを自覚している。火消し役の経験はまだ少なく、突然訪れる出番に向けていかに準備するかは課題の一つだ。「きょうも前もって準備はしていたんですけど、僕の中でまだ金村がいけるかなという思いもあった。そこはしっかり試合を見ながら、ケースバイケースでしっかりやっていかないといけない。建山さん(投手コーチ)にも、対応力が大事だと言われた。きょうは気持ちを入れ替えるタイミングがあやふやだったので」と反省を口にした。

予行演習を前向きに

 本番が始まる前に、予行演習ができたことはポジティブに捉えている。「きょうは練習試合ですけど、(準備の仕方を)試すことができたので、これからはいつ投げると言われてもいいように準備したい。いい練習になったのかなと思います」と先を見据えた。

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