コンサドーレ
札幌MF浅野雄也 チーム今季1号ゴールへ調子は上昇「バッチグーっすよ!」3月2日アウェー鳥栖戦
【コンサドーレ熊本キャンプ】
■2月28日、熊本・大津町運動公園球技場
ミニゲームでは右ウイングバックでプレー
チーム1号で勝利に導く。北海道コンサドーレ札幌は3月2日の鳥栖戦(駅スタ)に向けて、全体練習を行った。今月20日に全体練習に合流したMF浅野雄也(27)は、同24日の福岡戦(ベススタ)で途中出場し、約1カ月ぶりの実戦復帰を果たした。この日行ったミニゲームでは右WB(ウイングバック)でプレーし、得点も記録するなど、試合勘を含めたコンディションは上昇中だ。昨季チームトップの12得点を挙げた勢いをさらに加速させるために、まずは2024年のチーム初得点を狙う。
攻撃の質を高めたい
「バッチグーっすよ!」。練習を終え、帰路に就いた浅野の表情は明るかった。福岡との開幕戦では後半15分から右WBで投入された。同じく後半から途中出場したFW鈴木武蔵(30)やMF青木亮太(27)らと攻撃を活性化させ、存在感を示した。スコアレスドローとなった一戦を、浅野は「開幕戦って難しいんですけど、自分たちのサッカーはできていたと思いますし、気持ちの入ったプレーはできていた」と振り返った。「あとは決めきるところ。チャンスはあった中で最後まで崩しきれなかった。その質を高めていきたい」と特に攻撃面での上積みを目指す。
開幕戦翌日の練習試合は右シャドーで得点も
昨季12得点を挙げ、さらなる飛躍を期待されているが、キャンプで少しつまづいた。1月24日の川崎との練習試合で左太もも裏を痛めて、離脱した。約1カ月後の20日に完全合流を果たしたが、ぶっつけ本番だったこともあり、福岡戦はベンチスタート。それでも30分出場し、翌25日の福岡大との練習試合では右シャドーで先発し、得点も挙げた。