コンサドーレ
右内転筋痛から復帰の札幌FW鈴木武蔵 2戦連続出場は微妙? 2日アウェー鳥栖戦(予想スタメン)
【コンサドーレ熊本キャンプ】
■3月1日、熊本・大津町運動公園球技場
別メニュー挟んで全体合流
北海道コンサドーレ札幌は2日の鳥栖戦(駅スタ)に向けて前日練習を行った。2月24日の福岡戦(ベススタ)で後半途中から出場し、3年半ぶりに札幌の一員としてピッチに立ったFW鈴木武蔵(30)だったが、同28日の練習で右内転筋を痛めた。29日の別メニュー調整を挟み、この日はフルメニューを消化。11対11のミニゲームでも主力組の1トップでプレーした。それでも鈴木は「監督に任せます」と慎重な姿勢を崩さなかった。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(66)の下す最終判断はいかに―。
「ちょっと気になる」
思わぬ落とし穴が待っていた。28日のミニゲーム終盤に右内転筋に違和感を覚え、練習から外れた。翌29日は大事を取って別メニュー調整。そして、鳥栖戦を前日に控えたこの日は無事にフルメニューをこなした。練習後、鈴木は「ちょっと気になるけど、あとは監督の判断」と出場可否について指揮官に任せた。
沖縄では左内転筋と右足首
この1週間で先発出場できるコンディションまで上がるはずだった。沖縄キャンプで左内転筋と右足首を痛めたが、2月20日に全体練習に完全合流。そして福岡戦で実戦復帰を果たすなど、順調に階段を上がっていた。鈴木も「今週の練習では動けるようになってきたので、コンディションは上がってきていたけど」と唇をかんだ。
軽症であることが不幸中の幸いだったが、自身の葛藤は大きくなった。「やって悪化したら元も子もないし、できるっちゃできるので、難しい判断」と複雑な胸の内を明かした。