【一問一答】山崎福也 3ボールからの拍手を初体験「落ち着きました」
■春季教育リーグ オイシックス6ー11日本ハム(3月2日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの山崎福也投手(31)が先発し、3回無安打無失点と好投した。四死球も出さず、4奪三振と圧巻の内容。エスコンフィールドでの登板はオリックス時代に経験していたが、初めて〝本拠地〟としてマウンドに上がり、感触を確かめた。一問一答は以下の通り。
―日本ハムの選手としてエスコンのマウンド立った感想は
「良かったです。雰囲気も良くて、新鮮さがありました」
―オリックス時代とどう違ったか
「まず(ベンチが)一塁側(笑)。その違いと、3ボールの時に拍手があった。あれは味わったことなかったですね」
―あの拍手はいいものか
「優しいなという感じ。落ち着きましたね」
―11時プレーボールの試合はなかなかない。大変さは
「でも朝眠いぐらいで、それ以外は特になく、逆に早く終われるので、良かったです」
―きょうは何時起きか
「6時半です。6時半に起きました」
―投球はいつも通り、いろいろな球種を織り交ぜていた
「そうですね。良いところにも決まっていたので、その点は本当に良かったです」
―前回から上積みできた部分は
「より際どいところには投げられていたかなと感じたので、そこは良かったですね」
―相手バッターのタイミングをよく外していた。反応をどう見ていたか
「特にこの時期、シーズン中もそうですけど、バッターの反応はよく見ているので、合っていないというのが分かれば、僕自身も自信が付きますし、投げていて楽しさも出てくる。きょうはそういうところも良かったですね」
―進藤とバッテリーを組んで、首を振る場面もあった
「僕も投げたい球がたくさんあったので。今後たぶん、組んでいくことがあると思うので、あえて首を振っちゃったんですけど、でもどっしりしていて、ルーキーっぽくない感じがしたので、良かったかなと思いました。投げ終わってからもちょっと話をして、今後に向けての、投球スタイルはこんな感じという話ができたので、そこは本当に、きょう良かったです」
―試合前にあえて首を振ることを伝えていたのか
「やっぱりグラウンドで2人でやっていかないと覚えないと思ったので、ちょろっと話はしましたけど、やっぱりグラウンドでという感じで僕は思いました」
―今後、(本拠地開幕戦でバッテリーを組むことが決まっている)伏見以外の捕手とも組む可能性はある
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「そうですね。寅威さんも、もしかしたらけがをしてしまうかもしれませんし、他のキャッチャーともしっかりコミュニケーションを取ってという感じです」
―初球はズバッといくと決めていたか
「いや全然。そのバッターの雰囲気を見たりして、(捕手の進藤と)お互い一致したので、真っすぐでいきました」
―きょう一番、良かった球種は
「真っすぐが良かったですね。いいところに投げられていたなという感覚はあったので、そこはきょう、この気温とか、この時期にしては良かったなという感じです」
―90キロ台の緩めの球は、本来ストライクにしたかったか
「あれはまあ、ストライクじゃなくても低く投げたかったですね」
―浮いてしまった
「浮いていましたね。そこもしっかり練習していきます」
―エスコンのマウンドの感触は
「この球場自体が新しいですし、毎回来るたんびに設備もすごいですし、テンションが上がるといいますか、楽しみな気持ちでいつもマウンドに上がれそうな気がしますね」
―土や高さは
「全然、大丈夫です。投げやすいです」
―今後、出力を上げていけば、150キロ以上出そうか
「いや、僕はスピードを求めたら崩れてしまうので、極力抑え気味で、しっかり狙うように。でもその中で、上がれば良いかなというぐらいなので、ちゃんとバランスを考えて投げます」
―きょうもタイミングをずらすことを意識していたか
「クイックしたりとかは練習したかったので、そういうのもしっかり、きょうできたので良かったです」
―イメトレはするか。(登板が決まっている)4月2日を想定して
「いろいろな想定はします。初回にピンチを招くシーンも想定しますし、もちろんいい場面も想定しますけど、やっぱり何があるか分からないので、いろいろなことを考えて、日々過ごしています」
―きょうはエラーで走者が出てどうだったか
「良かったです。あれは逆にランナーが出ての投球がなかったので、ありがたかったですね」
―どのへんを確認したか
「やっぱりクイックですね。ランナーが一塁にいる時の体の使い方は、(走者がいない時のクイックとは)またちょっと違うので、そこは確認できました」
―エラーしたのはルーキーの浜田。謝られたりは
「さっきロッカーで、土下座するような勢いで来ましたね(笑)。全然いいよって言って」
―悲しい顔をしていた
「全然、大丈夫だよって。今も(深刻そうな顔が)すごかったです」