【プレーバック・写真入り】オープン戦 阪神2ー3日本ハム(3月2日、札幌ドーム)
九回に浅間がしぶとく〝勝ち越し打〟 加藤貴が4番手で3回を無失点
日本ハムは阪神と対戦し、3―2で勝利した。
二回2死二塁で7番の田宮裕涼捕手(23)が左前にはじき返し、先制に成功した。1―2で迎えた五回には2死二塁で1番の細川凌平内野手(21)が右前にタイムリーを放ち、試合を振り出しに戻した。2―2の八回には2死一塁で5番の浅間大基外野手(27)がしぶとく左前に落とした。相手守備のミスも重なり、2走の野村が長駆ホームインし、勝ち越した。
投げては先発ローテーション入りが濃厚なドリュー・バーヘイゲン投手(33)がスターターを務め、3回2安打2失点の内容だった。加藤貴之投手(31)は4番手で3回を投げ、3安打無失点と順調な調整ぶりを披露した。1点リードの九回、杉浦稔大投手(32)が5番手で登板し、3者凡退で締めくくった。
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■九回に5番手で登板し、パーフェクト投球で締めくくった杉浦
「僕の中では久しぶりの実戦だったけど、キャンプ後半からずっと感じは良かった。きょうはスピードが出すぎかなとは思うけど、久々の札幌ドームは投げやすかった。(159キロは)マックスですね。抑えをやっている時に1回出たことがあるけど、それが本当かどうか定かじゃない(笑)。一応、マックスです。良いフォームで投げられた結果かな。(今季の起用は)ブルペンだとは思う。このポジションとは特に言われてないけど、やっぱり勝ちパターンで計算してもらえるように。ブルペンで投げるからにはつかみにいかないといけない」
■「5番・中堅」で出場し、4打数2安打1盗塁の浅間
「感覚はすごくいい。きょうなんか、1打席目はあんまり良くなかった。ちょっと打ち急いだ感はあったんですけど、そこから修正できたなという感じは自分の中にあるので、それを続けていきたいです。自分の状態も大事なんですけど、ピッチャーがいつも違うので、ピッチャーに対して、データも頭に入れながら。あとは打席に入って自分の感覚とすり合わせて、うまい具合に感覚を合わせていくというか、そういうのが今はできてる感じがあるので、いい感じなのかなと思います。」
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